「船盗人を徒歩で追う」の意味(語源由来)
【ことわざ】
船盗人を徒歩で追う
「船盗人を陸で追う」ともいう。
【読み方】
ふなぬすびとをかちでおう
【意味】
適切な方法でないため、無駄な苦労にしかならないこと。
おお、それはつまり、足で追っても船には追いつけへんってことやな!これって、無駄なことに力を使わずに、もっと賢い方法を考えるべきやってことを教えてくれてるんや。
適切な方法を選ばんと、せっかくの努力も水の泡やな。ちゃんと考えて行動しなあかんってことやね。
【語源由来】
船を盗み漕いで逃げていくものを、陸上を徒歩で追いかける意から。
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「船盗人を徒歩で追う」の解説
カンタン!解説
「船盗人を徒歩で追う」ということわざはね、船で逃げる泥棒を、陸上から走って追いかけるような話だよ。これは、どんなに頑張っても無駄だし、方法が全く適切じゃないって意味があるんだ。
例えば、友達が自転車で公園に行くのに、自分は歩いて追いかけて行くようなもの。自転車の方が速いから、歩いては追いつけないよね。それと同じで、船で逃げる人を陸上から追っても、追いつくことはできないんだよ。
だから、「船盗人を徒歩で追う」っていうことわざは、もっと効果的な方法を考えないといけない時や、全く役に立たない努力をしていることを教えてくれるんだね。要するに、「適切な方法で物事に取り組もう」という教えが込められているんだよ。
「船盗人を徒歩で追う」の使い方
数学の課題難しすぎるよね。どうやって解いたの?
ええ、試みはしたけど全然ダメだったわ。音楽を聴きながらリラックスして勉強してみたら?
音楽聴きながら数学か…それって、まさに船盗人を徒歩で追うみたいなもんだね。音楽が気を散らかすだけで、助けにはならないと思うよ。
じゃあ、先生に質問してみるか、もしくは塾に行ってみるのがいいかもしれないね。
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「船盗人を徒歩で追う」の例文
- ソフトウェア問題を解決するために古い技術を使おうとしているが、まさに船盗人を徒歩で追うようなものだ。
- 彼はメールで連絡を取ろうとしないで、わざわざ遠くのオフィスまで行って話をしようとする。それは船盗人を徒歩で追うような行為だ。
- 新しいマーケティング戦略が成功するかどうか不安だけど、競合他社がすでに導入している方法で挑戦するのは、船盗人を徒歩で追うようなものだ。
- インターネットが普及している現代において、宣伝にチラシを大量に配るのは、船盗人を徒歩で追うような非効率な方法だ。
- 彼女は何度も同じ失敗を繰り返し、それから学ぶことなく、また同じ方法で問題解決を試みる。それはまるで船盗人を徒歩で追うような行動だ。
この表現は、適切でない方法で問題を解決しようとしていることを批判しているんだよ。