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【文事ある者は必ず武備あり】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語)

「文事ある者は必ず武備あり」の意味(出典・語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
文事ある者は必ず武備あり

【読み方】
ぶんじあるものはかならずぶびあり

【意味】
文と武はどちらかに偏ることなく、両方兼ね備えている必要があるということ。

ことわざ博士
「文事ある者は必ず武備あり」ということわざは、文学や知識(文)と武術や軍事の技能(武)の両方を身につけるべきだと教えているんだ。

この言葉は、バランスのとれた能力を持つことの重要性を強調していて、どちらか一方だけに偏ることなく、知識と体力、両面から自己を高めるべきだという考えを示しているよ。

助手ねこ
そやね、これは「文も武もバランスよく身につけなあかん」ということを言うてるんや。文事だけでなく武備も持っていることが、本当の意味で自分を強くするんやって。ただ本を読んで学ぶだけやなく、体を鍛えたり実際に動いたりする訓練も大事やってことやな。

これは、どんな分野でも一方的に偏るんやなくて、広く深い知識と技能を身につけることが、人としての成長につながるって教えてくれてる言葉や。何事もバランスが大切やね。

【出典】
史記しき

【語源由来】
文事に通じている者は、武事の備えがあるものだということ。

【類義語】
・文武は車の両輪

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「文事ある者は必ず武備あり」の解説

カンタン!解説
解説

「文事ある者は必ず武備あり」っていうことわざはね、人が頭が良かったり、学問ができたりするだけじゃなくて、体を動かすことや守ることも大切だっていう意味なんだよ。

例えばね、学校で勉強が得意な子がいるとするね。でも、このことわざによれば、勉強だけでなくて、スポーツもちゃんとできるようになることが大事なんだ。つまり、頭も体も両方使って、いろんなことができる人になることが重要っていうこと。

このことわざは、昔の武士たちが学問だけでなく、戦いの技術も身につけていたことから来ているんだよ。だから、「文事ある者は必ず武備あり」っていうのは、どんなに学問が得意でも、体を動かすことや自分を守る力も持っていないといけないって教えているんだね。

「文事ある者は必ず武備あり」の使い方

健太
ねえ、学校の試験と部活、どっちも大変だよね。でも、どっちも頑張りたいんだ。
ともこ
そうだね。文事ある者は必ず武備ありって言葉があるように、学問と体育、両方大事だよね。
健太
うん、それって風呂と客は立ったがよいみたいなものかな?どちらかに偏らず、バランスを取ることが大切だよね。
ともこ
正解!勉強もスポーツも、どちらも自分を成長させる大切な要素だから、バランスよくこなすことが理想的だね。
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「文事ある者は必ず武備あり」の例文

例文
  1. 文事ある者は必ず武備ありとは、知識と実践のバランスが重要であることを示しています。例えば、企業のリーダーは経営の知識だけでなく、危機管理の能力も必要だ。
  2. 古代の武将は、文事ある者は必ず武備ありの精神を常に心掛けていました。彼らは詩を詠みながらも、剣の技を磨くことを怠りませんでした。
  3. 現代社会においても、文事ある者は必ず武備ありの教えは有効です。技術者であれば、専門知識を持つと同時に、プレゼンテーション能力や交渉術も身につけるべきです。
  4. 学問に励む学生も、文事ある者は必ず武備ありを実生活に応用することができます。勉強だけでなく、スポーツやアルバイトを通じて身体的、社会的なスキルを磨くことが大切です。
  5. 政治家にとっても、文事ある者は必ず武備ありは重要な指針となります。政策の立案と実行の能力、つまり筆と剣を併用する力が求められるのです。

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