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【鮒のごみに酔うたよう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

「鮒のごみに酔うたよう」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
鮒のごみに酔うたよう

【読み方】
ふなのごみにようたよう

【意味】
息も絶え絶えで死にそうなさま。

ことわざ博士
「鮒のごみに酔うたよう」という表現は、鮒が塵やゴミに囲まれて苦しみ、息も絶え絶えになる様子を描いているんだ。

これは、非常に苦しい状況や、ひどく困難な状態を表現している言葉だね。ほとんど力が出ない、非常に厳しい状況を意味しているんだ。

助手ねこ
ええな、それはもうヘトヘトで、息もできへんくらい苦しいってことやな!まるで鮒がゴミに囲まれてもがいてるみたいに、人も大変な状況になると、そう見えるってことやね。

これは、めちゃくちゃ苦しいときに使う表現やな。大変なことがあったときに、どんだけ苦しいかを説明するのにピッタリやな。

【語源由来】
泥水の中で酔ったようにもがいているふなのようだという意から。

【類義語】
・泥に酔った鮒

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「鮒のごみに酔うたよう」の解説

カンタン!解説
解説

「鮒のごみに酔うたよう」ということわざは、本当に苦しい状況や、もう限界だという様子を表しているんだよ。これはね、泥水の中で酔ったみたいにもがいているフナ(魚の一種)をイメージすることわざなんだ。

たとえば、すごく疲れていて、もうこれ以上動けないくらい、ヘトヘトになっている人を見たときに使うことができるよ。フナが泥水の中で酔っているようにもがくのと同じで、その人も「息も絶え絶えで今にも倒れそう」っていう意味で使われるんだね。

このことわざは、誰かがすごく苦しんでいる様子をとても具体的に表現していて、見ている人にその大変さをしっかりと伝える役割があるんだよ。

「鮒のごみに酔うたよう」の使い方

ともこ
数学のテスト、どうだった?
健太
それがさ…全然ダメでさ。まるで鮒のごみに酔うたようだったよ。問題を見るたび、頭がグルグルして何も手がつけられなかったんだ。
ともこ
そんなに苦戦してたの?それは大変だったね。
健太
うん、本当に泥水の中でもがいてる鮒みたいに、どうしようもなくてさ。次のテストまでには、しっかり準備しないと。
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「鮒のごみに酔うたよう」の例文

例文
  1. 夏の暑さには誰もが鮒のごみに酔うたようになり、クーラーの前から動けなくなった。
  2. マラソンのゴール直前で、彼は鮒のごみに酔うたような姿でよろけながらも最後の力を振り絞った。
  3. 病床の祖母は、鮒のごみに酔うたように静かに息を引き取った。
  4. 長時間の試験を終えて教室を出る学生たちは、鮒のごみに酔うたように疲れ切っていた。
  5. 重い荷物を運んだ後、彼は鮒のごみに酔うたようにベンチに座り込んでしまった。

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