「舟に艪櫂のないよう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
舟に艪櫂のないよう
【読み方】
ふねにろかいのないよう
【意味】
一番重要なものがなくてどうにもできないこと。
あー、それはもう、手も足も出ないってことやな!船に乗ってるのに漕ぐための櫂がなかったら、どこにも行けへんってことや。
これは、なにごとも大切な道具や条件が揃ってないと、何も始まらへんって言ってるんやな。何をするにも、必要なものはきちんと揃えなあかんって教えてくれてるわけや。
【語源由来】
舟をこぐのに必要な艪や櫂がなくなってしまったという意から。
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「舟に艪櫂のないよう」の解説
カンタン!解説
「舟に艪櫂のないよう」ということわざは、とても大切なものが欠けていて、何をしてもうまくいかない状況を表しているんだよ。これは、船をこぐために必要なオールや櫂(かい)がない状態を想像してみるといいね。オールや櫂がなければ、船は前に進めないし、どこへも行けないんだ。
たとえば、学校で大事なテストの日に、筆箱を忘れてしまってペンや鉛筆がないようなものだよ。テストを書くための一番大切なものがないので、テストが始まっても何も書けなくて困る、そんな状況を表しているんだね。
このことわざは、何かを成し遂げるためには、必要な道具や資源が不可欠だということを教えてくれるよ。大切なものが欠けていると、計画も活動もスムーズに進まないという意味が込められているんだ。
「舟に艪櫂のないよう」の使い方
試験が明日だっていうのに、教科書を学校に忘れてきたよ。
舟に艪櫂のないようだね。どうするつもり?
僕のノートだけじゃ勉強にならないしな。
じゃあ私のノートをコピーして使っていいよ。少しは役に立つかもしれないし。
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「舟に艪櫂のないよう」の例文
- プロジェクトのリーダーが急に辞めてしまい、私たちは舟に艪櫂のないような状態に陥ってしまった。
- サーバーがダウンしてしまい、オンラインショップが舟に艪櫂のないように機能停止してしまった。
- 研究データが全て消えてしまったため、論文の執筆が舟に艪櫂のないような状態だ。
- 結婚式の当日に新郎が来なかったら、それはまさに舟に艪櫂のないような事態だ。
- 調理実習で肝心の食材を忘れたので、私たちは舟に艪櫂のないように何も作れなかった。
これは、必要な道具や手段が欠けていて、目的を達成することができない状況を表しているよ。つまり、最も重要なものが不足しているために行動が制限されることを意味しているんだね。