「学は及ばざるが如くす」の意味(出典)
【ことわざ】
学は及ばざるが如くす
「学は及ばざるが如くせよ」ともいう。
【読み方】がくはおよばざるがごとくす
【意味】
学問は逃げるものを追いかけるように、努力し続けるべきものである。
「及ぶ」は、追いつく。
あー、なるほど。要するに、「学びは終わりがなくて、いつも新しいことが出てくるから、それを追いかけるように努力し続けなあかん」ってことやな。
学問って、いつでも進化してるから、油断せんといつの間にか遅れるってことやね。学び続けることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「論語」
学は及ばざるが如くするも、猶これを失わんことを恐る
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「学は及ばざるが如くす」の解説
カンタン!解説
「学は及ばざるが如くす」っていうことわざは、学ぶことは、逃げていくものをずっと追いかけるように、いつも一生懸命に努力し続けないといけないっていう意味なんだよ。
例えばね、友達と走りながら遊んで、友達がどんどん早く走って逃げていくとき、追いつくためには自分も一生懸命走らないといけないよね。学びもそれと同じで、知りたいことがたくさんあるから、一生懸命に勉強しないと追いつけないんだ。
「及ぶ」っていうのは、追いつくっていう意味だから、「学は及ばざるが如くす」は、学びの道はいつも逃げていくものを追いかけるように、しっかりと勉強し続けないといけないと教えてくれるんだよ。勉強は大変だけど、一生懸命に追いかけることで、いろいろなことがわかるようになるんだね。
「学は及ばざるが如くす」の使い方
成績が上がらないなあ。
学は及ばざるが如くすよ。健太くんのように片手間でやっているようでは無理よ。
テレビを見ながら勉強しているのがだめ?
集中できていないから成績が上がらないのよ。
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「学は及ばざるが如くす」の例文
- 生半可な覚悟では学業を修めることは難しい。学は及ばざるが如くすで、一心不乱に取り組むべきだ。
- 学は及ばざるが如くすというから恋にうつつを抜かしている場合ではない。
- 気が向いた時に勉強するようでは伸びないよ。学は及ばざるが如くすで続けないとだめなんだ。
- よそ見している間に学問は逃げていってしまうよ。学は及ばざるが如くすだ。追いかけ続けるように勉強し続けないとね。
- 学問に近道なしともいうし、学は及ばざるが如くすだ。ひたすら頑張るしかないのだ。
つまり、学びは終わりがなく、常に追い求め続けるべきものなんだ。