「後生より今生が大事」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
後生より今生が大事
【読み方】
ごしょうよりこんじょうがだいじ
【意味】
先のことより今が大事ということ。
「後生」は、来世。仏教で死後生まれ変わる世界。「今生」は、現世。
あぁ、それはつまり「今、この瞬間を大切にせんといかん」ってことやね。
未来のことばかり考えても、わからんことはわからんし、今をしっかり生きることが大事やってこと。目の前のことを大切に、一生懸命に生きるのが一番やな!
【語源・由来】
はっきりしない来世のことを考えるより、今をいかに生きるかが大事ということ。
【類義語】
・明日の百より今日の五十
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「後生より今生が大事」の解説
カンタン!解説
「後生より今生が大事」っていう言葉は、未来のことよりも、今、この瞬間に何が起こっているか、今の自分の生活や状況を大切に考えるという意味なんだよ。
考え方としてはね、遠い未来や次の生まれ変わる世界(それを「後生」と言うんだ)よりも、今、この瞬間に生きているこの現実の世界(これを「今生」と言うんだ)の方がもっと大切だと考えるんだよ。
つまり、ずっと先のことや、確かでない未来のことを考えるよりも、今、この瞬間の自分の行動や選択、今の自分の生活を一番に考えるっていう考え方を示しているんだね。
「後生より今生が大事」の使い方
後生は徳の余りだから徳を積めって言うけど、後生より今生が大事だよ。
今生を楽しみながら徳を積めばじゃない。
徳を積むことばかり考えて楽しめないよ。
自然に徳を積める人間になれば、楽しみながら徳を積めるわよ。
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「後生より今生が大事」の例文
- 後生より今生が大事というが、今が大事だから来世とか老後の心配に時間を費やせない。
- 若ければ若いほど今という瞬間を生きているから、後生より今生が大事と感じる。
- 来世でどうなろうと別人格なので知ったこっちゃない。後生より今生が大事だ。
- 明日死ぬかもしれないし先のことは分からないから、後生より今生が大事。今を楽しむ。
- 後生より今生が大事で、あるかもわからない来世のために生きるより今生を懸命に生きる。
来世や未来のことは確定的ではないので、今現在を最善に生きることが最も重要だという意味があるよ。