「群軽軸を折る」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
群軽軸を折る
【読み方】
ぐんけいじくをおる
【意味】
瑣末なものでも多く集まれば大きな力となる。
「群軽軸を折る」という言葉は、1つや2つの小さなものや弱い力は大したことがないように思えるけれど、それが大勢やたくさん集まれば、驚くほどの大きな力になるということを意味しているんだよ。
ああ、それって「1人や2人では弱いけど、みんなで力を合わせたらすごいことができる」ってことやな。
単体では軽いけど、たくさん集まったら重くて強い、ということやね。人の結束の力って、ホンマにすごいんやな。みんなで協力すれば、思わぬ力を発揮できるってわけや。
【語源・由来】
軽いものでもたくさん積めば車の軸を折ることになるから。
【出典】
「戦国策」
【類義語】
・羽翮肉を飛ばすく
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「群軽軸を折る」の解説
カンタン!解説
「群軽軸を折る」っていうことわざは、一つ一つは小さいかもしれないけど、たくさん集まればすごく強くなる、っていうことを教えてくれる言葉なんだよ。
例を考えてみようね。たとえば、一つの軽い荷物を車に乗せるのは大丈夫だよね。でも、その軽い荷物をたくさん、たくさん載せていったら、最終的には車の軸(あしら)まで折れてしまうことがあるんだ。それほど、小さなものでも、たくさん集まれば力が増してくるんだよ。
だから、「群軽軸を折る」ってのは、ちっちゃなことや力の弱いものでも、多く集まると大きな影響を持つことがあるっていう意味なんだね。ちょっとした力でも、協力しあえば、大きなことができるよ!っていう教えを持った言葉なんだよ。
「群軽軸を折る」の使い方
僕の力では校則はなくせないなあ。
群軽軸を折るというからみんなで力を合わせましょう。
それは心強いね。
力を合わせればきっと校則を撤廃できるわ。
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「群軽軸を折る」の例文
- 一票ではこの国を変えることはできない。群軽軸を折るという。みんなで投票に行こう。
- 少数なら大したことはないが、群軽軸を折るというから数が増えると侮れない。
- 群軽軸を折るから幕府は農民一揆を恐れる。
- 一人でやれる仕事はたかが知れている。しかし大勢集まれば群軽軸を折るように大きな力となり、大きなことを成し遂げることができる。
- 群軽軸を折るように、SNSの力で世界が一つになり戦争を食い止める。