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【白砂は泥中に在りて之と皆黒し】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語)

「白玉楼中の人となる」の意味(出典・語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
白砂は泥中に在りて之と皆黒し

【読み方】
はくさはでいちゅうにありてこれとみなくろし

【意味】
悪い環境におかれると、良いものも悪くなること。

ことわざ博士
「白砂は泥中に在りて之と皆黒し」というのは、本来清らかな白砂が、泥の中にあると全部黒く汚れてしまうという意味だよ。

悪い環境にいれば、たとえ元が良いものでも、悪く染まってしまう可能性があるという警告なんだね。

助手ねこ
なるほどねぇ、環境って大事やなぁ。真っ白な砂が泥んこの中にいたら、そら黒くなるわな。人間も同じで、周りがごちゃごちゃしてたら、自分も知らんうちに悪い影響受けることがあるんやろな。

だから、どんな友達と遊ぶかとか、どんな場所で時間を過ごすかとか、ちゃんと考えなあかんってことやね。

【出典】
史記しき

【語源由来】
白い砂も泥にまじれば黒く汚れてしまう意から。

【類義語】
・朱に交われば赤くなる

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「白砂は泥中に在りて之と皆黒し」の解説

カンタン!解説
解説

「白砂は泥中に在りて之と皆黒し」という言葉は、出典が『史記』にある中国の古典から来ている表現で、文字通りには「白い砂も泥の中にあれば、それもすべて黒く見える」という意味だよ。

このことわざは、もともと清らかで美しいものであっても、悪い環境や影響を受けると、その清潔さや美しさが失われてしまうということを示しているんだ。つまり、人間もまた、どれだけ素晴らしい性質や才能を持っていたとしても、悪い環境や周囲の影響によって、その良さが失われることがあるという警告なんだ。

このことわざは、人間関係や社会的な環境の影響の大きさを教えてくれるんだ。良い環境にいれば人は良い影響を受け、成長や発展を遂げることができるが、悪い環境ではたとえ本来美しいものであっても汚れてしまうということを、白い砂と泥の比喩を通して伝えているんだよ。だから、自身を取り巻く環境を選び、良い影響を受けるように心がけることの重要性を示しているんだね。

「白砂は泥中に在りて之と皆黒し」の使い方

健太
学校選びって大事かな?
ともこ
白砂は泥中に在りて之と皆黒しっていうから、環境は大事よ。
健太
悪い生徒が多い学校だと、流されちゃうか。
ともこ
健太くんが素行不良な生徒になった姿を見たくないわ。
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「白砂は泥中に在りて之と皆黒し」の例文

例文
  1. 腐ったリンゴが一つあると箱の中のリンゴが腐ってしまうように、白砂は泥中に在りて之と皆黒しというように悪影響を受けるものだ。
  2. 良い環境にあればまっすぐに育つが、白砂は泥中に在りて之と皆黒しのごとく、悪い環境では悪い人間に育つものだ。
  3. 悪い友人がいると、白砂は泥中に在りて之と皆黒しというように悪の道に進みそうで怖い。
  4. 白砂は泥中に在りて之と皆黒しとなるので、教育環境は選び抜きたい。
  5. 悪は連鎖し、白砂は泥中に在りて之と皆黒くなるが、善も連鎖するからそういう世界にしたい。

 

 


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