【ことわざ】
狂夫の言も聖人之を択る
【読み方】
きょうふのたのしみはちしゃのかなしみ
【意味】
愚者でもたまには優れた発言をするということ。
【出典】
「史記」
【語源・由来】
狂人のことばでも聖人は捨てないで選び取るという意から。
【類義語】
・愚者も一得
「狂夫の言も聖人之を択る」の使い方
狂夫の言も聖人之を択るというけど、日本の政治家は庶民の意見を選び取ってくれないね。
良いことを言っても切り捨てられるわね。
バッサリやられるよ。
富裕層の意見にはじっくり耳を傾けるのにね。
「狂夫の言も聖人之を択る」の例文
- ふざけたことばかり言っている健太くんでも、狂夫の言も聖人之を択る。
- 愚か者でも、年に一、二度、狂夫の言も聖人之を択るように「おっ!」と思わせられる発言をするからおもしろい。
- 狂夫の言も聖人之を択るというから、浅はかな人間の言うことにも耳を傾けるべきだ。
- 聞くに値しないと決めつけず意見を聞いた方がいい。狂夫の言も聖人之を択るという。
- 狂夫の言も聖人之を択るので、広く意見を募る。