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【八歳の翁、百歳の童】の意味と使い方や例文

「八歳の翁、百歳の童」の意味

意味

【ことわざ】
八歳の翁、百歳の童

【読み方】
はっさいのおきな、ひゃくさいのわらんべ

【意味】
子どもであっても知恵も分別もある子もいれば、老人でも無知で分別がない愚かな大人もいる。人の賢さは年齢によらないということ。

「三歳の翁百歳の童子」「十歳の翁百歳の童」「百歳の童、七歳の翁」などともいう。
ことわざ博士
「八歳の翁、百歳の童」ということわざは、人の知恵や分別は年齢によって決まるものではないという意味だよ。
助手ねこ
ほほう、それはおもしろい話やな。子供でもしっかりしてる子はおるし、大人でも子供っぽい人もおるってことか。年とったからって必ずしも賢いわけやないし、若いからって必ずしも未熟ってわけやないんやな。

人それぞれやってことやね。歳を重ねるごとにいろいろ学んで、でも心はいつも若くいたいもんやな。

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「八歳の翁、百歳の童」の解説

カンタン!解説
解説

「八歳の翁、百歳の童」ということわざは、年齢だけで人の知恵や分別を判断すべきではない、という教訓が込められているんだ。

この表現の中で、「翁」は普通、年配の男性、特に賢く尊敬される年長者を指す言葉だけど、ここでは「八歳の翁」と言っていて、つまりは8歳でありながら、分別があって賢いという意味を示している。一方で、「百歳の童」は、100歳でありながらも、無知で子どものような愚かな振る舞いをする老人を表しているんだ。

このことわざは、外見や年齢だけで人を判断してはいけないと教えている。若くても賢明であり、老いても無知であることがあるということを認識し、それぞれの人をその能力や性格、行動に基づいて評価するべきだというメッセージが含まれているんだ。

つまり、「八歳の翁、百歳の童」とは、人の賢さや能力は年齢に左右されるものではなく、個々の人格や経験、成長によって異なるということを強調しているんだね。それは、人に対する理解や寛容さを促すと同時に、一人一人を個として尊重することの大切さを教えているんだ。

「八歳の翁、百歳の童」の使い方

ともこ
あの子は幼いのに、大人を言い負かしたわよ。
健太
ぐうの音も出ないようだね。
ともこ
八歳の翁、百歳の童って本当ね。
健太
亀の甲より年の劫だけど、若いからって見くびっちゃだめだね。
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「八歳の翁、百歳の童」の例文

例文
  1. 八歳の翁、百歳の童というが、飛び級してきたともこちゃんを目の当たりにして強く実感した。
  2. 若い先生より、経験を積んだ先生に診てもらいたいという患者さんがいるが、八歳の翁、百歳の童だから年齢でははかれない。
  3. 年を重ねているから正しい判断ができるというわけではない。八歳の翁、百歳の童だから、若い人の方が正しいこともある。
  4. 日本は年功序列制だったが、八歳の翁、百歳の童というように、若手より使えない定年間近の社員がたくさんいた。
  5. 八歳の翁、百歳の童というが、若輩者と思っていた者の発言に唸らされることがある。

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