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【花は折りたし梢は高し】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

「花は折りたし梢は高し」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
花は折りたし梢は高し

【読み方】
はなはおりたしこずえはたかし

【意味】
思い通りにならないこと。手に入れたいが、その方法がないこと。

ことわざ博士
「花は折りたし梢は高し」という言葉は、手に入れたいものや成し遂げたいことがあるが、それが手の届かないところにあり、実現が難しいという状況を表しているんだよ。
助手ねこ
あー、そういうことかいな。つまり、欲しいものや達成したいことがあるけど、どうにも手が届かへんという状況を言うんやな。

手の届かない高いところにある花みたいに、なかなか手に入れることができへん難しい状況を表す言葉やね。望んでも届かへんものがあるっていうのを教えてくれることわざやな。

【語源由来】
花の咲いている枝を折りたいのだが、梢が高くて手が届かないということから。

【類義語】
・高嶺の花

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「花は折りたし梢は高し」の解説

カンタン!解説
解説
「花は折りたし梢は高し」という言葉は、何かを手に入れたいと強く願っているけれど、それが手の届かない場所にあって実現できない状況を表すことわざだよ。

この表現の「梢(こずえ)」は、木の幹や枝の先端の部分を意味していて、ここでは特に花が咲いている枝の先端を指しているんだ。このことわざは、木に咲く美しい花を折りたいと思うものの、その梢が高すぎて手が届かない、つまり望むものが手に入らないという状況を象徴しているんだね。

例えば、高い目標を持っているけれど、それを達成するのが非常に困難である場合や、手に入れたいものがあるけれど、現実的にはそれを得ることができない状況を「花は折りたし梢は高し」と表現することができるよ。この言葉は、手の届かない望みや目標についての切なさや無力感を表しているんだ。

このように、「花は折りたし梢は高し」ということわざは、手に入れたいけれど手が届かないものへの憧れや困難を表すのに使われる言葉なんだね。

「花は折りたし梢は高し」の使い方

ともこ
健太くんは好きな人はがいるの?
健太
アイドルのかなこちゃん。
ともこ
花は折りたし梢は高しね。どうしようもできないわ。
健太
本屋さんで偶然同じ本を手に取るかもよ。運命の出会いだね。
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「花は折りたし梢は高し」の例文

例文
  1. 治安の良いあの地域に住みたいが、花は折りたし梢は高しだ。地価が高すぎて手が出ない。
  2. 円安でイギリスの紅茶が高くなり、花は折りたし梢は高しという感じになってしまった。
  3. テスラが欲しいが、僕には花は折りたし梢は高しだから電動自転車で我慢する。
  4. 一流の物を身につけないと一流の男になれないというが、一流の物は花は折りたし梢は高し、全く手が出せない。一流になってから買おう。
  5. 最高級和牛を食べたいが、僕の給料では花は折りたし梢は高しだから、牛小間で十分。

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