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【半畳を入れる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

半畳を入れる

「半畳を入れる」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
半畳を入れる

【読み方】
はんじょうをいれる

【意味】
他人の言動に非難やからかいの言葉を言う。野次る。

ことわざ博士
「半畳を入れる」という表現は、もともと芝居で観客が役者の演技に満足しないとき、敷いていた半畳の畳を舞台に向かって投げ入れる行為から来ているんだ。

これが転じて、他人の言動に対して非難やからかいをすることを指すようになったんだよ。

助手ねこ
あらら、それはちょっと厳しいやり方やね。でも、そういうことがあったからこそ、「半畳を入れる」って言葉が生まれたんやな。今では、誰かの言動に文句を言うときに使う言葉になってるってわけか。

昔の人もなかなか直接的で、情熱的やったんやね。でも、今は畳投げんで済ませてね。言葉で上手に伝えた方がええよ、絶対。

【語源・由来】
芝居の観客が役者に対する不満や反感を表すため、自分の敷いていた半畳のござを舞台に投げ入れたことから。

【類義語】
・半畳を打つ
・茶々を入れる

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「半畳を入れる」の解説

カンタン!解説
解説

「半畳を入れる」という言葉はね、元々は芝居の観客が、演じている役者の芸に満足できなかったときに、自分が座っていた半畳の畳を舞台に向かって投げるという行為から来ているんだよ。これをすることで、役者に対して「もっと上手に演じてほしい」とか「その演技にはがっかりしたよ」という不満を表現していたんだね。

でも、今ではもう畳を投げることはしないけど、「半畳を入れる」という表現は残っていて、誰かの言動に対して批判や冗談を言ったり、ちょっとしたからかいや非難をすることを指すようになったんだ。

例えば、友達が何かをやろうとしてうまくいかなかった時に、冗談っぽく「もっとがんばれよ!」と言うのも「半畳を入れる」と言えるし、誰かが失敗したり間違えたりした時に、ちょっとした批評を加えることも「半畳を打つ」ということになるんだよ。

この表現は、批判や冗談を言う時に使うと、話し方に少し軽い感じや親しみやすさを出せるんだね。

「半畳を入れる」の使い方

健太
ひゅーひゅー。だからともこちゃんは何が言いたいんだー。
ともこ
もう。一生懸命話をしているのに半畳を入れないでよね。最後まで黙って聞いてちょうだい。
健太
だって、成績が悪い人には補講をさせましょうという提案でしょう?そんなの黙って聞いていられないよ。
ともこ
だからって、話の途中で半畳を入れるのは失礼だわ。後で個別で反論を聞くから、今は黙ってて。
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「半畳を入れる」の例文

例文
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  1. 彼は、自分の話に半畳を入れられると、いちいち気になる性分らしく、憮然とした表情をしました。
  2. その場の雰囲気を察しないで半畳を入れたもんだから、みんなから白い目で見られました。
  3. 人が一生懸命やっている時に、半畳を入れるなんてひどい人ですね。
  4. 国会中継を見ていると、エリートといわれる大学出身の人達が大人げない半畳を入れるところが映っていて、この国の行く末が不安になりました。
  5. 健太くんが何か言うたびに、半畳を入れる人がいたので、見ていられなくなりました。

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