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【八細工七貧乏】の意味と使い方や例文(類義語)

「八細工七貧乏」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
八細工七貧乏

「七細工八貧乏」ともいう。

【読み方】
はちざいくしちびんぼう

【意味】
なんでもできる器用な人が、一つの事に集中できずどれも中途半端で貧乏することが多いということ。また、そのような人。

ことわざ博士
「八細工七貧乏」という言葉は、多くの技術や手腕を持っているが、それが故に一つのことに集中できずに全てが中途半端になってしまい、結果として経済的に成功しないという意味を持っているんだ。
助手ねこ
八細工七貧乏って、器用な人がかえって苦労するっていう皮肉な言葉やね。いろいろなことができるのはええことやけど、それが散漫になったり、どれもこれもが中途半端になってしまうと、かえって成功しづらくなるんやろうな。

一つのことにしっかりと集中して、それを極めることも大切やってことやね。多才であることのデメリットを教えてくれる、なかなか考えさせられる言葉やわ。

【類義語】
・器用貧乏人宝

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「八細工七貧乏」の解説

カンタン!解説

解説
「八細工七貧乏」という言葉は、多くの技能や才能を持つ器用な人でも、それらをうまく生かし切れずに結局は貧乏になってしまうという意味を持っているんだ。ここでいう「細工」とは、手仕事や技術のことを指し、「八細工」は多くの技能を持っていることを示しているよ。逆に「七貧乏」は、それらの技能を活かしきれずに生活が困窮してしまうことを表しているんだ。

このことわざは、多才であることが必ずしも成功や豊かさにつながるわけではなく、かえって多くのことに手を出すあまりに一つのことに専念できず、どれも中途半端になってしまうことを警告しているんだ。また、多くの技能や才能を持っていても、それを生計につなげる具体的な方法や専門性を持たないと、経済的に困難な状況になる可能性があるということを示しているよ。

「八細工七貧乏」は、多くの技能を持つことの落とし穴を指摘し、どんなに才能があっても、それをうまく生かし、集中して活動することの重要性を教えてくれているんだね。それは、質よりも量を重視することの弊害を示しているとも言えるよ。

「八細工七貧乏」の使い方

ともこ
健太くんは多趣味よね。
健太
サッカー、絵画、バイオリン、手芸なんでもできるよ。
ともこ
でも、八細工七貧乏で、どれも賞をもらうほどじゃないわよね。
健太
本当、それな。仕事にできるくらいに極めることができたらいいんだけど、飽き性なんだよね。
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「八細工七貧乏」の例文

例文
  1. 彼は何でも器用にこなすが、八細工七貧乏というように大成はしないだろうな。
  2. 努力せずに何でもできてしまう健太くんは、一つのことに集中できず八細工七貧乏になった。
  3. 勉強じゃなくてもいい。何か一つ誰にも負けないものがあればいい。いろんなことがそつなくこなせても、八細工七貧乏となっては苦労する。
  4. 子供にたくさんの習いごとをさせる親がいるが、八細工七貧乏になって終わりだろう。
  5. 継続は力なりと言うが、彼はさまざまなことに手を出したが何一つ継続できず八細工七貧乏となった。

 


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