「鳩の豆使い」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鳩の豆使い
【読み方】
はとのまめつかい
【意味】
お使いの途中で寄り道して戻ってこないこと。
「鳩の豆使い」とは、お使いを頼まれた人が途中で寄り道をして、なかなか戻ってこない様子を表す言葉だよ。
あらら、それは困ったもんやな。お使いに行ったはずが、途中で他のことに気を取られてしまって戻ってこんとは。そんなんされたら、頼んだ方も待ってる方も困るわな。
鳩が豆を求めて飛んでいって戻ってこないっていうのは、なんかわかりやすいたとえやな。お使いに行くときは、しっかり目的を果たしてから戻らなあかんね。
【語源由来】
鳩は好物の豆を見ると、食べることに夢中になって他のことを忘れることから。
【類義語】
・豆見て落ち入る鳩
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「鳩の豆使い」の解説
カンタン!解説
「鳩の豆使い」という言葉は、お使いを頼まれた人が途中で寄り道をしてしまい、本来の目的を忘れて戻ってこないことを表しているんだ。この表現は、鳩が好物の豆を見つけると、それに夢中になって他のことをすっかり忘れてしまう様子に由来しているよ。
このことわざは、人が本来の目的や任務を忘れて、目の前の誘惑や気になることに気を取られてしまう状況を描写しているんだ。たとえば、買い物に行く途中で見つけた興味深いものに気を取られてしまい、買い物を忘れて遊んでしまうような場面に使われることがある。
「鳩の豆使い」は、人が計画や目的を持っていても、外部の誘惑に簡単に気を散らされる傾向を指摘しているんだ。また、この表現は、人が任された責任を果たすことの重要性や、目的に集中することの大切さを思い出させるためにも使われるよ。
「鳩の豆使い」の使い方
遅かったわね。豆腐は買ってきてくれた?
あっ。忘れた。大好きな漫画の新刊が出てたから、それに気をとられてしまったよ。
鳩の豆使いね。もう一度行ってきて。
えー。きっともう一度行っても鳩の豆使いになるよ。
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「鳩の豆使い」の例文
- ともこちゃんは近所の人と会うと井戸端会議が始まり、鳩の豆使いになる。
- 彼にお使いを頼むと、鳩の豆使いのように戻って来なくなるから頼めない。
- 帰ってこないと思ったら、鳩の豆使いみたいに道草を食っていたようだ。
- 鳩の豆使いになっても困るから、お使いは頼まない。自分で行く。
- 町の電気屋さんの展示用テレビで、日本代表戦を放送していたらしく、鳩の豆使いとなり彼は帰ってこなかった。