「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」の意味
【ことわざ】
早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し
【読み方】
はやくてわるしだいじなし、おそくてわるしなおわるし
【意味】
仕事の出来が悪くても仕事が早ければしょうがないが、仕事が遅いのに出来が悪いのはどうしようもないということ。
つまり、仕事をするときは、速さと品質のバランスをしっかり考えなアカンってことや。
「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」の解説
「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」ということわざは、仕事を早く終わらせることで品質が落ちるのはある程度仕方がないが、時間をかけても品質が悪いのは許されないという意味を持っているんだ。
この表現は、速さと品質のバランスに関する考え方を示しているんだよ。早く仕事を終えることは時に品質の低下を招くことがあるけれど、それは時間の制約を考慮に入れるとやむを得ないことがある。しかし、十分な時間をかけても品質が悪い場合は、それは努力や能力の不足と見なされることが多いんだ。
たとえば、緊急のプロジェクトを急いで仕上げるとき、完璧ではないかもしれないが、期限内に完成すること自体に価値がある。しかし、十分な時間が与えられたにもかかわらず、品質が悪い仕上がりになるのは、通常は受け入れられないんだ。
「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」ということわざは、仕事をする際には、速さだけでなく、品質も重視しなければならないということを教えてくれるんだよ。時間の管理と品質の維持のバランスが重要だということを示しているんだ。
「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」の使い方
「早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し」の例文
- 仕事が遅くて雑なのは、早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しというように最悪だ。もう健太くんには頼まない。
- どうせ品質に問題があるなら、早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しというし早い方が良い。
- 早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しというが、早く仕上げてくれれば修正指示を出せるし、少々雑でも構わない。
- 取引先は、早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しという考えだから、早めに仕上げよう。
- 早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪しだから、仕事が早いのにこしたことはない。