「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」の意味(出典)
【ことわざ】
花を賞するに慎みて離披に至る勿れ
【読み方】
はなをしょうするにつつしみてりひにいたるなかれ
【意味】
花は満開にならないうちに鑑賞するのがよいこと。転じて、物事は最盛期になる少し前をよしとする考え方。
「離披」は、花びらがはなれて花が完全に開くこと。

「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」は、花が開ききる前に鑑賞するのがよいという、中国の邵雍の詩に由来する言葉なんだよ。「離披」は花びらが開ききることで、物事は絶頂に達する少し前をよしとする考え方なんだ。

咲ききる少し前の花を楽しむ、という昔の美意識なんだニャ。満開の花が美しくないという意味ではないニャ。
【出典】
「邵雍」の「安楽窩中吟」
「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」の解説
カンタン!解説
「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」は、花が開ききって満開になる前に鑑賞するのがよい、という意味の言葉だよ。
中国・北宋の邵雍の詩「安楽窩中吟」に由来し、「離披」は、花びらが離れ開き、満開になることを指すんだ。花は咲ききるとやがて散るため、最盛期の少し前をよしとする美意識が表れているよ。
転じて、物事は絶頂に達する少し前の状態をよしとする考え方にも用いられるんだ。実際のすべての物事が必ず同じように衰えるという事実や、株式取引で売る時期を指示する言葉ではないよ。
「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」の使い方

桜、もうすぐ満開だね!きれいに咲きそうで楽しみだな。

私は今くらいの咲き始めの姿も好きだよ。

「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」って、そんな見方なの?

そう。満開になる前の美しさを味わう、昔の考え方なんだって。
「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」の例文
- 祖父は咲き始めた桜を見て、花を賞するに慎みて離披に至る勿れという言葉を口にした。
- 祖母は満開を待たずに咲きかけの梅を眺め、「花を賞するに慎みて離披に至る勿れという詩の心境だね」と話した。
- 茶会の席に、つぼみが少し開いた花が飾られていた。「花を賞するに慎みて離披に至る勿れ」という言葉が思い浮かんだ。
- 中国の詩を読む授業で、花を賞するに慎みて離披に至る勿れが邵雍の詩に由来すると知った。
- つぼみがほころび始めた梅を見て、花を賞するに慎みて離披に至る勿れという言葉に親しみを感じた。




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