「早牛も淀、遅牛も淀」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
早牛も淀、遅牛も淀
【読み方】
はやうしもよど、おそうしもよど
【意味】
どうやっても行きつく所は同じなのだから、あわてる必要はないということ。


人生もそうやな、速く進むことばっかり考えずに、ちゃんとゴールに辿り着くことが大事やってことや。
【語源由来】
牛の歩みに速い遅いの差はあれど、行きつく所は同じ淀であるということから。
【類義語】
・早い馬も千里、のろい牛も千里
・早舟も淀、遅舟も淀
「早牛も淀、遅牛も淀」の解説
「早牛も淀、遅牛も淀」ということわざはね、早く歩く牛も遅く歩く牛も、結局は同じ場所に着くっていう意味なんだよ。
たとえば、学校から家に帰るとき、友達がすごく早く歩いて帰るけど、別の友達はゆっくり歩いて帰るとしよう。でもね、結局はみんな同じ家に帰るんだよ。
このことわざは、「ものごとには速さや遅さがあるけど、最終的な結果は同じであることが多い」っていうことを教えているんだ。つまり、どんなに早く進もうが、ゆっくり進もうが、大切なのは「結局どこに着くか」ってことなんだね。
だから、何かを急いでやるのもいいけど、ゆっくり丁寧にやるのも大事ってことを伝えているんだよ。
「早牛も淀、遅牛も淀」の使い方




「早牛も淀、遅牛も淀」の例文
- ともこちゃんはもう夏休みの宿題が終わったらしいが、早牛も淀、遅牛も淀というから焦らない。僕は僕のペースでやる。
- お隣のベッキーちゃんはもう言葉を話し始めたらしいけど、早牛も淀、遅牛も淀だからうらやんだり焦燥感を抱かない。
- ライバルチームは完成間近らしいけど、早牛も淀、遅牛も淀というように制限時間内に完成できればいいんだし、全く焦る必要がない。
- 前の車を追い越しながら急いで走行する車がいるけど、早牛も淀、遅牛も淀というように、結局次の信号で一緒に仲良く停止するんだよな。
- エスカレーターで人を押しのけて駆けあがったり駆け降りる人がいるが、早牛も淀、遅牛も淀だ。いつかは死ぬんだから生き急ぐのはもったいない。
























これは、物事には速い遅いがあっても、結果は同じになるという意味を持っているんだよ。