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【下手の長糸上手の小糸】の意味と使い方や例文(語源由来)

「下手の長糸上手の小糸」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
下手の長糸上手の小糸

「小糸」は、「手糸」「一寸」ともいう。

【読み方】
へたのながいとじょうずのこいと

【意味】
上手な人は無駄がないということ。

「小糸」は、短い糸。
ことわざ博士
「下手の長糸上手の小糸」ということわざは、下手な人は作業に無駄が多く、長い糸を使ってしまう一方で、上手な人は効率が良く、必要なだけの少ない糸で仕事を完成させることを表しているんだ。

これは、技術の高い人は資源を節約し、無駄を減らすことができるという意味があるよ。

助手ねこ
ほな、つまりはね、腕がいい人は無駄がないってことやな。下手な人はどうしても余計な糸を使ってしまうけど、上手な人はちょうどいい量でキレイに仕上げるんや。無駄なく効率的に物事を進める技術も、一つの上手さやってことやね。

ちゃんと計画を立てて、無駄をなくしていくことが大事やな。

【語源由来】
裁縫が下手な人は、必要以上に長い糸を針に通して仕事をやりにくくするが、上手な人は必要最低限の短い糸で仕上げることから。

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「下手の長糸上手の小糸」の解説

カンタン!解説
解説

「下手の長糸上手の小糸」ということわざは、裁縫の技術に関する興味深い比喩を使って、効率とスキルの違いを表している言葉だよ。下手な人は仕事をする際に不必要なほど長い糸を使ってしまい、その結果、作業がより複雑で困難になることがあるんだ。一方で、上手な人は必要最小限の糸を使って、スムーズで効率的に作業を完了させるんだよ。

このことわざは、単に裁縫におけるテクニックの違いだけでなく、一般的な作業やタスクにおいても適用されるんだ。経験や技術が高い人は、無駄を省き効率よく物事を進めることができるんだよね。それに対して、未熟な人は余計な労力を使ってしまいがちで、それが結果的に作業を難しくする原因となるんだ。

この言葉は、物事を行う際には計画的で効率的な方法を選ぶことの大切さを教えてくれるよ。また、経験を積み重ねて技術を磨くことの重要性も示しているんだね。

「下手の長糸上手の小糸」の使い方

健太
昨日の数学の宿題、めちゃくちゃ時間かかったんだけど、やっぱりいくつか間違えちゃったよ。
ともこ
私も間違えた問題があったけど、全体的にはすぐ終わったよ。何時間かかったの?
健太
3時間もかかっちゃった。ともこちゃんはどれくらいで終わったの?
ともこ
だいたい1時間くらいかな。下手の長糸上手の小糸って言うじゃん。基本がしっかりしてると、少ない時間でもちゃんと解けるんだよね。
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「下手の長糸上手の小糸」の例文

例文
  1. 下手の長糸上手の小糸とはよく言ったもので、テニスが上達しない彼はいつもラケットのせいにしている。
  2. ピアノの練習を始めたばかりの妹は、早くもグランドピアノを欲しがっているが、これはまさに下手の長糸上手の小糸だ。
  3. 写真撮影が趣味の彼だが、機材ばかり買い揃えてもその技術は中々向上しない。これも一種の下手の長糸上手の小糸だろう。
  4. プロのシェフはどんな道具を使っても美味しい料理を作るが、初心者は高価な調理器具を揃えてもまだ手際が悪い。これは典型的な下手の長糸上手の小糸の例だ。
  5. ゴルフクラブを新しくした友人が、まだスコアが改善されないことを嘆いている。やはり、下手の長糸上手の小糸と言えるかもしれない。

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