【ことわざ】
蛇の足より人の足見よ
【読み方】
へびのあしよりひとのあしみよ
【意味】
無関係なことよりも、自分の身近なことについ考えるほうが大切だということのたとえ。
【語源・由来】
蛇に足があるかどうかを論じているよりも、自分の足元のことを考えなさいということ。
「蛇の足より人の足」ともいう。
【類義語】
−
【対義語】
–
【英語訳】
Be careful of your own step.
「蛇の足より人の足見よ」の使い方
さっき友達が先生に怒られていたよ。あれはとても時間がかかるだろうな。
なにか悪いことでもしたのかしら?
毎日遅刻をして、宿題はしなくて、忘れ物も多いんだ。それなのに、先生の話も聞かずにおしゃべりばかりしているからね。
蛇の足より人の足見よというのだから、健太くんも気をつけたほうがいいと思うわ。
「蛇の足より人の足見よ」の例文
- 兄は友達の成績の話ばかりしているけれど、蛇の足より人の足見よというように、自分の心配をしたほうがいいと思う。
- 彼女は雑誌に載っているファッションや、芸能人の情報ばかり調べているけれど、蛇の足より人の足見よというように、もっと自分のことに目を向けて欲しいと思う。
- 母は近所の噂話に夢中だけれど、姉がしばらく家に帰ってきていないことは、気づいているのだろうか。蛇の足より人の足見よと言いたいものだ。
- 蛇の足より人の足見よというように、自分のことをしっかり考えなおそうと思っている。
まとめ
蛇の足より人の足見よというように、無関係なことよりも、自分の足元のことを考えることは大切なことですね。
しっかりと足元を確認して、さらに先へ進んでいけるように、努力したいものですね。