【ことわざ】
左前になる
【読み方】
ひだりまえになる
【意味】
経済状態が悪くなる。落ち目になる。物事が順調にいかなくなる。
【語源由来】
「左前」は着物の前をふつうと反対に合わせて着ること。死者の装束に用い、不吉なものとされる。
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「左前になる」の使い方
学校の前の駄菓子屋さんが左前になっているらしいわよ。
本当に?あそこは幼稚園の頃からお世話になっているから、無くなると困るよ。
そうよね。もっとお客さんが来るように、お店の前を飾ってみたらどうかしら?
それいいねえ。デザインを考えてお店のおばあちゃんに見せてみよう!
「左前になる」の例文
- 勤務していた会社が左前になっているという噂を聞いて、転職の準備を始めました。
- お店が左前になっていたけれども、妻の収入のおかげで何とかしのげています。
- 大型スーパーの出店で左前になってしまったけれども、ここがないと困ると言ってくれる近隣の方たちのために頑張って、今日も営業しています。
- 家業が左前になったので、新規事業で立て直しを図りました。
- 父の仕事が左前になったので、留学をあきらめて父を支えることにしました。