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【筆舌に尽くし難い】の意味と使い方や例文(類義語)

筆舌に尽くし難い

「筆舌に尽くし難い」の意味(類義語)

意味
【ことわざ】
筆舌に尽くし難い

【読み方】
ひつぜつにつくしがたい

【意味】
文章やことばで表現しきれないほど程度がはなはだしい。

「筆舌」は筆で書くことと舌で話すこと。
ことわざ博士
「筆舌に尽くし難い」という言葉は、ある事柄が非常に驚異的であったり、感動的であったりして、それを文章や言葉で表現することが非常に困難であるという状況を指すんだ。

この表現は、体験や感情があまりにも深く、複雑で、通常の言葉や文章ではその全貌や本質を捉えきれないときに使われるんだよ。

助手ねこ
あーなるほどな。つまり、「人が何を言っても、相手はなんやかんや言って聞かないことがあるんや」ということやな。

意見や忠告をしても、相手がいろいろな言い訳をするからうまくいかないこともあるんやね。

【類義語】
・筆紙に尽くしがたい
・言語に絶する

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「筆舌に尽くし難い」の解説

カンタン!解説
解説

「筆舌に尽くし難い」という表現は、何かが非常に驚くべきことや感動的であるなど、その全貌や感情を文章や言葉で完全に表現することが困難である状況を指すんだ。この言葉は、体験や感情があまりにも深い、または複雑で、単純な言葉では捉えきれないことを表しているよ。

たとえば、壮大な自然の風景を目の当たりにした時や、深い人間関係の絆を感じた瞬間、あるいは非常に複雑な心境にある時など、それらの体験や感情を正確に伝えるのは難しいよね。そういう時に、「筆舌に尽くし難い」と表現することで、その体験の深さや感動の大きさを相手に伝えることができるんだ。

この言葉は、人間の経験や感情の豊かさ、そして言葉の持つ限界を示しているんだね。だから、何かを「筆舌に尽くし難い」と表現する時は、その体験や感情が通常の枠を超えていることを相手に伝えていることになるんだよ。

「筆舌に尽くし難い」の使い方

ともこ
健太くんんと同じクラスの野球部の子のことなんだけど、顔にこれと言って特徴が無くて、彼を見ると「ああ、知っている。」と思うのに、いざ思い出そうとすると思い出せないのよね。
健太
ああ。わかるよ。筆舌に尽くし難い顔をしているよね。
ともこ
そうなのよ。まさに筆舌に尽くし難い顔よ。
健太
野球部をやめて髪の毛を伸ばしたら、垢抜けて変わるかもしれないよ。
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「筆舌に尽くし難い」の例文

例文
  1. 地震が起きて様変わりしてしまった故郷は、筆舌に尽くし難い状況でした。
  2. 家族を交通事故で失ったものの悲しみは、筆舌に尽くし難いので、みなさん交通安全に気を付けて運転しましょう。
  3. 森の中から猛獣のような声が聞こえたので、ともこちゃんと僕は筆舌に尽くし難い恐怖を覚え、二人で手を握り合ったのでした。
  4. 今日の展覧会の絵は、どれも筆舌に尽くし難い素晴らしい絵ばかりでした。
  5. 10時間以上エコノミークラスに乗っているときの苦痛といったら、筆舌に尽くし難い。ファーストクラスに乗っている人には分かりっこない。

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