【顰みに倣う】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
顰みに倣う

【読み方】
ひそみにならう

【意味】
善し悪しも考えずに、やたらに人のまねをする。また、他人にならって物事をするのを謙遜していう言葉。

【語源・由来】
「顰み」とは、眉間にしわを寄せること。 「荘子」「天運」より。美女の西施が、心臓の病のために苦しげに眉をひそめたのを醜女が見て、美しいと思い、自分もそのまねをしたが、それを見た人は気味悪がって門をとざしたことから。

【類義語】
西施の顰みに倣う

【対義語】

【英語訳】
is to follow

「顰みに倣う」の使い方

ともこ
健太くん、空手の試合で優勝おめでとう。
健太
ありがとう。うれしいよ。
ともこ
すごいわね。優勝だなんて。一番強いということでしょう?
健太
いやあ。先生の顰みに倣っただけだから大したことないよ。先生の教えのおかげだよ。

「顰みに倣う」の例文

  1. 顰みに倣って絵をかいていても賞をとれないから個性を出していかないと。
  2. 顰みに倣ってピアノを弾いたら入賞できたので、びっくりした。
  3. カラオケ大会で優勝したので、顰みに倣って歌っただけですとコメントした。
  4. 今回の映画での演技をほめられ、賞をもらったので、尊敬する大女優の顰みに倣ったおかげなので、私ごときが賞をいただくなんて恐れ多いと言った。
  5. 私は先生を尊敬していので、顰みに倣って先生と同じように茶道を習い哲学的思想を深めることにしました。

まとめ

西施は越随一の美女として有名で、呉王夫差を堕落させる目的で呉に送り込まれたのだといわれている。ちなみに、呉王夫差と越王勾践といえば臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の故事の元になった二人。この言葉は、うわべだけ真似ることの愚かさを表す言葉として使われるが、 人を真似ることが何から何まで悪いわけではない。尊敬する人物の立派な行いや作品を自分も真似てみることは、悪いことではない。それが、いずれ自分のものになることもあるからだ。ただ、あまり立派な人の真似をすると、私ごときがと気恥ずかしくなってしまうものである。これが、顰みに倣うの二番目の意味、「他人に見倣ってすることを謙遜していう」である。

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