「博く学びて篤く志し切に問いて近く思う」の意味(出典)
【ことわざ】
博く学びて篤く志し切に問いて近く思う
【読み方】
ひろくまなびてあつくこころざしせつにといてちかくおもう
【意味】
幅広くいろんなことを学び、志を堅固にして、疑問に思う点は理解を深めるまで問い、身近な問題に当てはめて考えるようにすることが大事だということ。
これでいろいろな問題にも柔軟に対応できるようになるってわけやね。ええ心がけやで!
【出典】
「論語」
孔子の門人の子夏が、学問をする者の心構えを述べた言葉。
「博く学びて篤く志し切に問いて近く思う」の解説
「博く学びて篤く志し切に問いて近く思う」という言葉は、孔子の門人である子夏が語った学問の心構えについての教えだよ。これは、学ぶ姿勢としてとても大切なことをたくさん含んでいるんだ。
まず、「博く学びて」という部分は、多くの異なる分野について幅広く学ぶことの重要性を表しているんだ。いろんなことを学ぶことで、世界についての理解が広がり、色々な視点から物事を考えることができるようになるんだよ。
次に、「篤く志し」というのは、学びに対する強い意志や決意を持つこと。何事も、しっかりとした目的意識を持って取り組むことが大切なんだね。
「切に問いて」という部分は、わからないことや疑問に思うことがあれば、それを深く掘り下げて質問し、理解を深める努力をすることを意味しているよ。ただ知識を得るだけでなく、本当に理解するためには積極的に問いを投げかけることが必要なんだ。
最後に、「近く思う」は、学んだことを自分の生活や身近な問題にどう適用できるかを考えること。これによって、学びがより実践的なものになり、日常生活において役立つようになるんだ。
この言葉全体を通して、子夏は学問をする上での理想的な心構えを示しているんだ。知識を深め、強い意志を持ち、常に疑問を持ち続け、そして学んだことを実生活に活かすことが、学ぶ者の目指すべき道と言えるね。
「博く学びて篤く志し切に問いて近く思う」の使い方
「博く学びて篤く志し切に問いて近く思う」の例文
- 経済学の授業で、教授は常に博く学びて篤く志し切に問いて近く思うの精神を強調し、私たちに広範囲にわたる知識を身につけ、深く理解することの重要性を教えてくれました。
- 彼女は医学の研究において博く学びて篤く志し切に問いて近く思うの姿勢をとることで、難しい症例に対しても深い洞察力を持つことができました。
- 新しいプロジェクトに取り組む際、チームリーダーは博く学びて篤く志し切に問いて近く思うをモットーに掲げ、すべてのメンバーが目標に向かって精一杯努力するよう励ました。
- 彼は環境問題についての議論で、博く学びて篤く志し切に問いて近く思うを例に出し、具体的な事例を通じて理解を深め、より良い解決策を模索することの大切さを訴えました。
- 私たちが日常生活で直面する問題に対して、博く学びて篤く志し切に問いて近く思うの教えを活かすことで、より効果的な対策を見つけ出すことができるようになります。