【ことわざ】
人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む
【読み方】
ひとさけをのむ、さけさけをのむ、さけひとをのむ
【意味】
飲酒は、少量のときは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ、最後には正気を失ってしまうということ。
【語源・由来】
最初は酒を味わいながら飲んでいるが、そのうちに飲むために飲むような状態になり、最後は酔っ払って乱れてしまうといった飲酒の三段階を表現したもの。
【類義語】
・一盃は人酒を飲み、二盃は酒酒を飲み、三盃は酒人を飲む
・一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む
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「人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む」の使い方
お酒を飲めない年齢だから、自分はどうなるかわからないけど、父さんがまさに、人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むという言葉通りに変化していくんだよね。
うちもそうよ。最後は、お母さんに引きずられながらお布団に入っているわ。
大人になってお酒が飲めるようになっても、お酒は飲んでもお酒に飲まれたくないね。
そうね。
「人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む」の例文
- 人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むという言葉があるが、最終段階の酒に飲まれた人がやっかいなので嫌いである。
- 人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むというが、お酒はたしなむ程度にしないと、肝臓に良くない。
- 人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むというけれど、眠れないからと言って飲み過ぎると、お酒のせいで脳が休めないから、朝はすっきり目が覚めないらしい。
- 人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むというが、お酒がなくてもストレス解消できる趣味がある人は素敵だ。
- 人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲むという言葉の通りに変化していく様を眺めているのは面白いこともあるが、介抱は絶対にしたくない。
まとめ
忘年会や新年会、歓送迎会の時期になると、駅前は酒人を飲むの段階の人たちが残した吐しゃ物がそこら中にあり、迷惑だと感じるし、お酒に飲まれないようにしようと強く思う。