「蛍火を以て須弥を焼く」の意味(出典・語源由来)

蛍火を以て須弥を焼く
【読み方】
けいかをもってしゅみをやく
【意味】
力のない者ができそうもない大きなことをしようとすること。


やってみたい気持ちはわかるけど、その挑戦がどれほど大変かも伝わってくるわ。でも、やってみないとわからないこともあるしね。頑張れ、小さな蛍!
【出典】
「円覚経」
【語源・由来】
小さな弱い蛍火で須弥山のような大きな山を焼こうとする意から。
「蛍火を以て須弥を焼く」の解説
「蛍火を以て須弥を焼く」っていう言葉はね、小さな蛍の光で、すごく大きな山、須弥山を焼こうとすることから来ているんだ。これは、ちっちゃな力や能力で、すごく大きな、難しい仕事や目標に挑戦しようとすることを言っているんだよ。
例えばね、小さい子が「大人みたいに、大きな荷物を持ち上げるぞ!」って言って、がんばってみるのを想像してみて。力の弱い子が、大きなことを成し遂げようとするその勇気や元気を表現するのに、この言葉を使うんだ。
「須弥」というのは、仏教の中に出てくる、宇宙の中心にあるすごく大きな山の名前なんだ。だから、その山を小さな蛍の光で焼こうとするって、考えただけでも無理そうだよね。でも、そんな無理を乗り越えようとする強い気持ちや勇気を、この言葉でほめているんだよ。
「蛍火を以て須弥を焼く」の使い方




「蛍火を以て須弥を焼く」の例文
- 今の僕の力では蛍火を以て須弥を焼くごとしだ。もっと経験を積んで力をつけなくてはいけない。
- 蛍火を以て須弥を焼く気概で、制度の改革に取り組む。
- 君では力不足で、蛍火を以て須弥を焼くようなものだ。
- 一票の力は蛍火を以て須弥を焼くのと同じだが、有権者全員が力を合わせれば巨大な力となる。
- これまでは蛍火を以て須弥を焼くようにどうすることもできないことが多かったが、SNSの力で賛同者を得ることが簡単になり、力を合わせて大きなことを成し遂げることが可能になった。























