「慈なるが故に能く勇なり」の意味(出典)
【ことわざ】
慈なるが故に能く勇なり
【読み方】
じなるがゆえによくゆうなり
【意味】
慈愛の心が勇気を生み、その勇気こそ真の勇気であるということ。
ほほう、それはええ話やね。つまり、強さっていうのはガタイがいいとか、怖い顔してるとかいうんじゃなくて、心がやさしいことから来るんやな。
人を愛する心があれば、その人はなんにでも立ち向かえる勇気を持てるってことかい。やさしさがあるからこそ、大きな力が湧いてくるんやね。
【出典】
「老子」
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「慈なるが故に能く勇なり」の解説
カンタン!解説
「慈なるが故に能く勇なり」というのは、やさしい心や愛情がいっぱいあるからこそ、すごく勇敢になれるって意味なんだよ。
これはね、例えばお友達が困っていたり、弱い動物が危ない目にあっていたりするとき、その子を助けたいっていう強い気持ちが湧いてきて、普段はできないような勇気のいることもできちゃうってことなんだ。やさしい心があると、ほかの人のために自分ができることをしたいって思うし、そのためにはちょっと怖いことにも立ち向かう勇気が出てくるんだね。
だから、このことわざは、ただ強いだけじゃなくて、心から人を思いやることが本当の勇気につながるって教えてくれているんだよ。優しい心を大切にすることが、自分をもっと強くしてくれるんだね。
「慈なるが故に能く勇なり」の使い方
人を思いやるとその人のためにって勇気が湧いてくるよね。
慈なるが故に能く勇なりっていって、その勇気は本物なのよ。
偽物は匹夫の勇?
それは論外よね。勇気とは呼べない無謀なだけよ。
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「慈なるが故に能く勇なり」の例文
- 人を慈しむ心から生じる勇気は、慈なるが故に能く勇なりで真の勇気だ。
- 慈愛の心があれば人は勇気を持って行動でき、慈なるが故に能く勇なりというようにその勇気は本物だ。
- 相手を思う気持ちが、慈なるが故に能く勇なりで本物の勇気が湧いて来る。
- 勇気というものは慈なるが故に能く勇なりのごとく、慈しむ心から湧き出てくるものだ。
- 慈なるが故に能く勇なりというが、思いやりの心を持てば勇気が生まれ偏見や差別を打破できる。
真の勇気は、力や怒りから生まれるのではなく、人を思いやる心から生まれるんだね。