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【重箱で味噌をする】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

重箱で味噌をする

「重箱で味噌をする」の意味(類義語・対義語)

意味
【ことわざ】
重箱で味噌をする

【読み方】
じゅうばこでみそをする

【意味】
些細なことにこだわらず大目に見ること。外見は立派だが本来の用途に使わなければ役に立たないことのたとえ。

ことわざ博士
「重箱で味噌をする」ということわざは、本来の用途とは異なる方法で物事を行うことを意味しているんだよ。

一方で、この言葉は細部にこだわらず、大らかに物事を行うことのたとえとしても使われる。つまり、外見が立派な重箱であっても、それを本来の目的に使わなければ意味がないということを示している言葉だね。

助手ねこ
へぇ、そういう意味があるんやね。つまり、「立派な重箱で味噌を取り扱うように、見た目にこだわらず実用性を重視する」ってことかいな。

または、「細かいことにこだわらずに、大きな視点で物事を見る」ってことも言いたいんやな。形だけでなく、中身の使い方も大事にせないかんってことやね。見た目だけじゃなくて、実際に使うときの機能性も重要やってわけや。

【類義語】
・重箱の隅を杓子しゃくしで払う
擂粉木すりこぎで重箱洗う
・四角な座敷を丸く掃く

【対義語】
・重箱の隅を楊枝でほじくる

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「重箱で味噌をする」の解説

カンタン!解説
解説

「重箱で味噌をする」ということわざは、二つの意味があるんだ。

一つ目の意味は、細かいことにはこだわらずに、大まかなことを見るということ。例えば、小さなミスに目をつぶって、全体の成果を評価するような場合に使うんだね。

二つ目の意味は、外見が立派でも、本来の用途に使わなければ意味がないということ。重箱はおせち料理などを入れるための箱で、とても立派だけど、それで味噌を混ぜるようなことをしたら、その美しさや価値は活かされないっていう例えなんだ。

つまり、このことわざは、物事を大局的に見ることの大切さや、物の本来の価値を正しく理解して使うことの重要性を教えてくれる言葉なんだよ。物や状況を適切に評価して、適切に使うことが大事だってことを思い出させてくれるんだね。

「重箱で味噌をする」の使い方

健太
あの先生は細かいなあ。
ともこ
重箱で味噌をするくらいがいいわよね。
健太
大目に見ることができないんだよね。
ともこ
小さい器の人間が担任だと苦労するわね。
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「重箱で味噌をする」の例文

例文
  1. 健太くんは、重箱で味噌をするようにやることなすこと大雑把だ。
  2. 重箱で味噌をするみたいな作業をしていると、いつか大きな事故を起こす。
  3. 上司は書類を熟読せずハンコをおす、重箱で味噌をする所がある。
  4. 重箱で味噌をするような彼に、緻密さを求める作業ができるだろうか。
  5. 繊細で几帳面なともこちゃんと真逆で、健太くんは重箱で味噌をする




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