「質的張りて弓矢至る」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
質的張りて弓矢至る
【読み方】
しつてきはりてきゅうしいたる
【意味】
目的を持ち行動しはじめると、それに関するものが自ずと集まってくること。あることが起きると、それに関することが立て続きに起こること。
悪いことに関しても同じで、一度トラブルが始まると、それにまつわる問題がどんどん増えていくってことやね。気をつけなあかんな。
【語源・由来】
弓の的が置かれると、そこに弓矢が集まるから。
【出典】
「荀子」
「質的張りて弓矢至る」の解説
「質的張りて弓矢至る」っていう言葉はね、目標や目的を持って何かを始めると、それに関連するものや事柄が自然と集まってくるっていう意味なんだよ。
この言葉の例えとしては、弓の的(まと)が置かれると、そこに向けて弓矢が放たれることから来ているんだね。つまり、目標や目的がはっきりしていると、それに向けていろいろなものが集まってくるっていうことを表しているよ。
でも、これは良いことだけじゃなくて、悪いことにも使われることがあるんだ。「わざわいの種」っていうのは、トラブルや問題の元になるようなもののことを言うから、それがあるとすぐにトラブルや問題が集まってくるっていう意味で使われることもあるんだよ。
だから、「質的張りて弓矢至る」っていう言葉は、目標や目的がはっきりしていれば、それに関連するものが集まってくるけれど、その中には良いことだけじゃなくて、悪いことも含まれるかもしれないっていう注意も含まれているんだね。
「質的張りて弓矢至る」の使い方
「質的張りて弓矢至る」の例文
- 凶悪犯罪が起きると、質的張りて弓矢至るように模倣犯が増える。
- 目標を定めると、質的張りて弓矢至るというようにそれに関する情報が集まりとても役に立った。
- 一つの電気製品が壊れると、質的張りて弓矢至るみたいに次々壊れることがある。
- 将来目指す職業を決めると、質的張りて弓矢至るものだ。
- 質的張りて弓矢至り、目標をかなえるための道が自ずと拓かれていった。
特に、問題が起きると、それが雪だるま式に大きくなることを警告しているんだね。