「冠蓋相望む」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
冠蓋相望む
【読み方】
かんがいあいのぞむ
【意味】
車や人の往来が絶え間なく続くこと。また、多くの使者が絶え間なく送り出されるさまをいう。
「冠」は、かんむり。「蓋」は、車の覆い。
「冠蓋相望む」ということわざは、多くの車や人々の出入りが非常に活発で、絶えず行き交っている様子を表しているんだよ。
ほうほう、それは今で言うと、めちゃくちゃ交通量が多い、ってことやな。都会の大通りみたいに車がビュンビュン行き交ってるような感じか。
昔の人たちも、にぎやかな場所や交通の要所をこのことわざで表現してたんやな。時代は変わっても、人の動きや活気は変わらへんねんな。
【語源・由来】
使者の冠と車の覆いとが、前後に互いに見渡せる意から。
【出典】
「戦国策」
【類義語】
・冠蓋相属す
・冠蓋絶えず
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「冠蓋相望む」の解説
カンタン!解説
「冠蓋相望む」っていう言葉はね、すごくたくさんの車や人々が行き来して、とても賑やかな様子を表しているんだよ。
「冠」は、使者が頭につける特別なかんむりのことを指していて、「蓋」は車の上にある覆いのことだよ。だから、この言葉の意味は、そんな使者のかんむりと車の覆いが、どこまでも見えるほどたくさん行き来しているっていうこと。
たとえば、大きなお祭りの日や、特別なイベントがある日に、人々が絶え間なく動き回っている様子をこの言葉で表すことができるんだ。
この言葉の由来は、『戦国策』という古い中国の書物からきているんだよ。この言葉を使うと、とってもにぎやかな、活気のある場所や状況を表現できるんだよね。
「冠蓋相望む」の使い方
さすが都会の大通り。
交通量が違うわね。
冠蓋相望むだ。途切れることを知らないね。
田舎の通りと全然違うわ。
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「冠蓋相望む」の例文
- 和平交渉のための使者が冠蓋相望む。
- 冠蓋相望むここに店を出せば儲かるだろう。
- 東海道は昔も今も冠蓋相望む。
- 冠蓋相望む道なので、よそ見による追突事故が多い。
- 大きなショッピングモールができてから、周辺道路は冠蓋相望む。