「粉米も噛めば甘くなる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
粉米も噛めば甘くなる
【読み方】
こごもかめばあまくなる
【意味】
つまらないものでもよく見ればよいところがあるものだということ。
見た目だけでなく、中身を大切にする心の姿勢を示している言葉だにゃ。
【語源・由来】
砕けた米でもよく噛み締めて食べるとおいしいという意から。
【類義語】
・小糠も噛めば甘くなる
「粉米も噛めば甘くなる」の解説
「粉米も噛めば甘くなる」っていうことわざはね、最初はどうでもよさそうなことや、地味なものでも、じっくりと時間をかけて考えたり、体験したりすると、実は良い部分や面白さが見えてくる、っていう意味だよ。
「粉米」とは、お米をきれいにする時に、ちょっと割れちゃったりしてできる細かい米のことを言うんだ。この割れた米って、一見すると普通のお米よりも質が悪いみたいに思えるけど、実はよく噛むと甘みが感じられておいしいんだよ。
だから、このことわざは、見た目や初めの印象だけでなく、ちゃんと時間をかけて物事を深く考えたり体験したりすることで、その本当の価値や面白さ、良さを発見できるよ、と教えてくれるんだ。何か新しいことに挑戦したり、初めての経験をする時に、このことわざを思い出して、最初の印象だけで判断せずに、じっくりとそのものを楽しんでみるのもいいかもしれないね。
「粉米も噛めば甘くなる」の使い方
「粉米も噛めば甘くなる」の例文
- 最初はつまらないんだけど粉米も噛めば甘くなるように、何度も読むとおもしろさがじわるんだ。
- 勉強は最初は退屈だが、粉米も噛めば甘くなるみたいにじっくり深く学ぶと楽しくなる。
- 粉米も噛めば甘くなるように、知れば知るほど興味深い。
- 彼は、粉米も噛めば甘くなるようなスルメみたいな人だ。
- 粉米も噛めば甘くなるとても奥が深い物事は結構ある。