【ことわざ】
功成り名遂げて身退くは天の道なり
【読み方】
こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり
【意味】
功名を立てて名誉を得たら、与えられた地位にとどまっていないで引退するのが自然の道であるという意味。それはまた、功績を汚さないための賢明な身の処し方でもある。
【語源・由来】
中国の『老子(ろうし)』にあることば。
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「功成り名遂げて身退くは天の道なり」の使い方

最近、テレビに出ているお笑い芸人の人達がおもしろくないんだよね。

そうね。おもしろい人たちは、みんな高齢よね。

そうなんだよ。そのおもしろい人たちが、功成り名遂げて身退くは天の道なりというように、裏方に回って、後進の育成に努めてくれればいいのにって思うよ。

まあ、元来、お笑い芸人という物は、目立ちたがり屋な人ばかりだから無理でしょうね。
「功成り名遂げて身退くは天の道なり」の例文
- 功成り名遂げて身退くは天の道なりというように、彼は引退を表明せず、老害だと言われている。
- そろそろ、わたしも家督を譲ろうと思う。功成り名遂げて身退くは天の道なりというからな。
- 功成り名遂げて身退くは天の道なりというが、人気絶頂の歌手が潔い引退宣言をして世間を驚かせた。
- 功成り名遂げて身退くは天の道なりというが、彼女は周りの留任を聞き入れず、あっさり引退した。
- 功成り名遂げて身退くは天の道なりというように、上り詰めたと思ったら、退く準備を始めるべきだ。
- 功成り名遂げて身退くは天の道なりというように、地位にしがみつく彼は潮時という物を分かっていない。