「之を知る者は之を好む者に如かず」の意味(出典)
【ことわざ】
之を知る者は之を好む者に如かず
【読み方】
これをしるものはこれをこのむものにしかず
【意味】
知る者より好む者、好む者より楽しむ者が勝っている。
あー、なるほどな。ただ頭でわかってるだけやと、心からの情熱や喜びは伝わらへんけど、好んでる人や楽しんでる人の方が、そのものの良さを伝えるのが上手いってことやね。
やっぱり、情熱や楽しみの力はすごいな!
【出典】
孔子「論語」
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「之を知る者は之を好む者に如かず」の解説
カンタン!解説
「之を知る者は之を好む者に如かず」という言葉は、ただ何かを知っているだけの人より、それを好む人、そしてそれを好む人よりも、本当にそれを楽しむ人の方がすごいっていう意味なんだよ。
出典は「論語」っていう本から来ているんだ。論語は、昔の中国の賢人、孔子の言葉や教えがまとめられた本なんだよ。孔子は、人々にいろんな生き方のヒントや教えを伝えてくれたすごい人だったんだ。
この言葉をもっとわかりやすく言うとね、「ただ知識があるだけじゃなく、それに情熱をもって取り組んで、本当に楽しむことが大切」ということを教えてくれているんだ。だから、ただ学ぶだけじゃなくて、好きなことを見つけて、そのことを心から楽しむことが、人生を豊かにする秘訣なんだよ。
「之を知る者は之を好む者に如かず」の使い方
健太くん。空手の大会で優勝したんですってね。おめでとう。優勝の秘訣はなんだったの?
それは、之を知る者は之を好む者に如かずという言葉通りさ。楽しんで練習をしているからだと思うよ。
へえ。じゃあ、勉強も好きになればいいじゃないの。
それができたら楽なんだけどねえ。
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「之を知る者は之を好む者に如かず」の例文
- 之を知る者は之を好む者に如かず、親の指示で習い始めたピアノは、案の定続かなかった。
- 之を知る者は之を好む者に如かずで、学問の道をあゆむには、まず好きになる事を目標にしよう。
- 之を知る者は之を好む者に如かず、水泳が好きなので練習が苦ではない。
- 之を知る者は之を好む者に如かず、数字が好きなので、一日中数学の勉強をしていても飽きない。
- 之を知る者は之を好む者に如かず、楽しんでいる彼には、いやいややっている僕では到底かなわない。
- 之を知る者は之を好む者に如かず、好きでなおかつ楽しんで取り組めば上達は早い。
さらに、好む者よりも楽しむ者の方が、真にそのものの魅力や価値を最大限に享受していると考えられるね。