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【任重くして道遠し】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【ことわざ】
任重くして道遠し

【読み方】
にんおもくしてみちとおし

【意味】
背に負った荷物(任)は重く、道のりは遠いという意味で、重大な任務を行うことは容易ではなく、長い年月がかかることのたとえ。

【語源・由来】
孔子の弟子の曾子の言葉。徳川家康の遺訓とされる「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず」という言葉はここから出たもの。

【出典】
論語

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「任重くして道遠し」の使い方

健太
空手の大会で優勝することができたよ。
ともこ
すごいわね。次は全国大会ね。健太くんなら楽勝でしょう?
健太
そんなことはないよ。任重くして道遠し、勝てば勝つほど、僕に負けた人たちや僕を支えてくれた人の分まで頑張って勝たなくてはいけない。しかも全国には強豪がたくさんいるしね。道はまだまだ遠いよ。
ともこ
なるほどー。でもきっとやり遂げることができると思うわ。

「任重くして道遠し」の例文

  1. 任重くして道遠し、正義を貫く道は険しく遠いものである。
  2. 任重くして道遠し、空手の先生のように達観した人間になるには、後何十年もかかるだろう。
  3. 任重くして道遠し、この研究論文を完成させる日はまだまだ遠い未来のことだと思うが、あきらめず続ける。
  4. 任重くして道遠し、ともこちゃんは常に現状に満足することなく、はるかかなたの何かを見据えて勉強をしている。
  5. 任重くして道遠し、学ぶという事は困難が付きまとうものだが、強い心で学び続けていきたい。

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