「炬燵で河豚汁」の意味(語源由来)
【ことわざ】
炬燵で河豚汁
【読み方】
こたつでふぐじる
【意味】
行動に矛盾があることのたとえ。
つまり、快適な場所でリスクをとるっていうのは、ちょっと矛盾してるんや。
この言葉、物事のバランスや注意深さを思い起こさせてくれるんやろうな。
【語源・由来】
炬燵に入り体をいたわりながら、毒をもつフグ汁を食べる意から。
【スポンサーリンク】
「炬燵で河豚汁」の解説
カンタン!解説
「炬燵で河豚汁」っていう言葉はね、自分を安全にしておきたいのに、その安全な場所でちょっとリスキーなことをする、っていうちょっと変な、矛盾した行動の例として使われるんだよ。
炬燵っていうのは、冬の寒い時に使う、足を入れて暖をとる家具のこと。とっても暖かくて、リラックスできるんだ。一方、河豚汁っていうのは、河豚という魚を使った料理で、とても美味しいけど、河豚には毒があって、ちょっと危険なんだ。
だから、炬燵で暖かくして安全に過ごしながら、その中でちょっと危険な河豚汁を食べることって、守りたい安全とリスクをとる行動が同時に行われている、っていう矛盾したことをしているってことなんだよ。この言葉は、そういうちょっと変な、矛盾した行動をすることを表しているんだ。
「炬燵で河豚汁」の使い方
ダイエットするんじゃなかったの?
するよ。
何でドーナッツを食べているの?炬燵で河豚汁じゃない。
僕の中でドーナッツは炭水化物のかたまりじゃないんだよ。
【スポンサーリンク】
「炬燵で河豚汁」の例文
- 炬燵で河豚汁では人の信頼は得られない。
- 合格したいといいながらテレビゲームに熱中している。炬燵で河豚汁であきれる。
- 何であたたまりたいと言いながらかき氷を食べているの。炬燵で河豚汁じゃない。風邪を引くよ。
- 留学したいといいつつ全く英語の勉強をする気配がないじゃない。炬燵で河豚汁だな。
- 炬燵で河豚汁だから、一度立ち止まって自分の言動を振り返ってみた方が良い。
炬燵は暖かさや安心感を与えてくれるものだけど、河豚汁は誤って調理すると命に関わる毒を持つからね。