「小村の犬は人を噛む」の意味(類義語)
【ことわざ】
小村の犬は人を噛む
こむらのいぬはひとをかむ
【意味】
知識や見識が狭く、世間慣れしていないものはひがみやすいということ。
世の中のいろんなことを知らんと、すぐピリピリするんやろな。小さい村の犬みたいに、知らない人が来るとすぐ吠えるってことやね。
【類義語】
・蜀犬日に吠ゆ
・小村根性
「小村の犬は人を噛む」の解説
「小村の犬は人を噛む」っていうことわざは、簡単に言うと、知識や経験が少ない人や、世の中の色々なことを知らない人は、ちょっとしたことで嫉妬したり、すぐに不機嫌になったりすることを表してるんだよ。
例えばね、遠くの大きな町でいろんなことを経験してる子と、小さな村であまり外の世界を知らない子がいたとして、その村の子はもしかすると、大きな町の子が話す経験や知識に、すぐにびっくりしたり、羨ましがったりするかもしれないんだ。それは、あまり色々なことを知らないから、ちょっとしたことにすぐに反応してしまうんだよ。
このことわざは、もともとは、小さな村の犬が、あまり人を見ないから、見知らぬ人に出会った時にすぐに吠えたり、噛んだりすることから来ているんだ。だから、人も知識や経験が少ないと、ちょっとしたことにすぐに驚いたり、妬んだりするっていう意味で使われるんだよ。
「小村の犬は人を噛む」の使い方
「小村の犬は人を噛む」の例文
- 見識の浅い人ほど小村の犬は人を噛むように、よくひがむ。
- 学の浅い人は、小村の犬は人を噛むようにひがみ敵対する。
- ひがみがちな人は、小村の犬は人を噛むといい浅はかな人間である証拠だ。
- 小村の犬は人を噛むものだから、そうならないよう勉学に励む。
- 小さな世界に閉じこもっているものは小村の犬は人を噛むようになる。だから早いうちから世界に飛び立ち見聞を広げるといい。