「事が延びれば尾鰭が付く」の意味
【ことわざ】
事が延びれば尾鰭が付く
【読み方】
ことがのびればおひれがつく
【意味】
物事が長引くと面倒なことが増えるということ。
「尾鰭」は、おまけのこと。
「事が延びれば尾鰭が付く」ということわざは、何かの事を先延ばしにすると、余計な問題や困難が生じて、最初よりも複雑になることを指しているんだよ。
なるほどね〜。つまり、「ちょっと先に延ばしておこう」と思ったら、思わぬトラブルが待ってるってことやな。早めにやっといた方が、後で面倒なことにならへんってわけや。
先手先手で動くのが一番やな!
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「事が延びれば尾鰭が付く」の解説
カンタン!解説
「事が延びれば尾鰭が付く」っていう言葉はね、何かを先延ばしにしたり、長く引き延ばしたりすると、本来の問題や事柄に加えて、余計なトラブルや面倒なことが増えてきて、最終的にそれを解決するのがもっと難しくなるっていう意味だよ。
この言葉の中の「尾鰭」は、魚の尾やひれを指していてね。だから、この言葉を使って、事を先延ばしにすると、魚が増えるように、問題や困難も増えてくるというイメージを表現しているんだ。
例えば、宿題をやらないで遊んでしまい、提出日が近づいてから焦ってやろうとすると、他の予定や用事が重なって、結局時間が足りなくなってしまったりするよね。そんな時、この言葉を使って、「事を先延ばしにすると、余計なトラブルがついてくるから、最初からきちんとやっておくべきだった」と後悔することを示すことができるよ。
「事が延びれば尾鰭が付く」の使い方
謝罪会見が遅れて、事が延びれば尾鰭が付くとなる芸能人が多いね。
復帰できていない人もいるわね。
芸能人はCMに出たりして、スポンサーのイメージを損なうわけにはいかないから大変だね。
大炎上する前に迅速に対応しないと命取りね。
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「事が延びれば尾鰭が付く」の例文
- 事が延びれば尾鰭が付くから早め早めがいい。
- 事が延びれば尾鰭が付くので、火消しはスピーディーにやらないとあとには燃えカスしか残らなくなる。
- 裁判が長引くほど大変になる。事が延びれば尾鰭が付くから、示談で終わらせたい。
- 草取りは伸び初めにやらないと、根が張ってしまい大変になるように、事が延びれば尾鰭が付くから初動が肝心。
- 代々の政治家が問題を先送りしてきたから、事が延びれば尾鰭が付くとなった。