「厚味寔に腊毒」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
厚味寔に腊毒
こうみまことにせきどく
【意味】
地位が高いことや収入が多いことは災いのもとになること。
おいしそうなごちそうの中に、猛毒が混じってるみたいな感じやね。見た目だけで物事を判断せんように、注意しなあかんってことやな。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
味が濃くおいしいものはかえって毒になる意から。
「厚味寔に腊毒」の解説
「厚味寔に腊毒」っていう言葉、これはちょっと難しいけど、大事な教えが含まれてるよ!
この言葉の意味は、地位が高かったり、お金をたくさん持ってたりすることが、実はトラブルや困難の原因になることがあるってことなんだ。
例えばね、お金持ちの人や有名な人は、たくさんの人から注目されるし、それに伴って羨ましい気持ちや嫉妬を持たれることもあるよね。また、地位が高い人は、たくさんの責任を持つことになるから、その分、プレッシャーやストレスも多くなっちゃうことがあるんだ。
だから、この言葉は、お金や名声、地位などが全てじゃないと教えてくれてるんだよ。それらを持つことには、それなりの大変さやリスクもあるってことを忘れちゃいけないよ。大切なのは、どれだけのお金や地位を持っているかじゃなくて、その中でどれだけ幸せに生きているか、自分の価値観に忠実に生きているかだよね!
「厚味寔に腊毒」の使い方
「厚味寔に腊毒」の例文
- 高い地位を得ると嬉しいが、敵も増え厚味寔に腊毒となるから困る。
- 厚味寔に腊毒で同僚から足を引っ張られることが増え、収入が少ないころより不幸かもしれない。
- 収入は高ければ高い方が良いと考える人が多いが、厚味寔に腊毒だ。金持ちには金持ちの悩みがあり災難がある。
- そもそも収入が少なければ相続でもめることもなかった。厚味寔に腊毒というように、お金のせいで家族がバラバラになった。
- 収入が増えれば幸せかというとそうでもない。厚味寔に腊毒というので、収入が倍増した後注意するがいい。