「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
鴻毛を以て炉炭の上に燎く
【読み方】
こうもうをもってろたんのうえにやく
【意味】
苦労せずとても簡単に物事が片付くこと。
「鴻毛」は、おおとりの毛。
「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」という言葉は、非常に軽い物を使って火を灯すようなイメージから、非常に簡単に、労力を使わずに何かを達成することを表しているんだよ。
あー、それはつまり、ほんのちょっとの手間で、サクッと物事を片付けちゃうってことやな。
鳥の羽みたいに軽々しく、簡単に問題を解決できるんやね。手間ひまかけずに、すぐにことを終わらせる技能を持ってるってことやな。
【語源・由来】
おおとりの毛は炉の炭ですぐに燃えてしまうことから。
【出典】
「史記」
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「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」の解説
カンタン!解説
「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」っていう言葉、これはとっても面白い表現が入ってるよ!
この言葉の中に出てくる「鴻毛」は、おおとりという特別な鳥のすごく軽い毛のことを指してるんだ。そして、その軽い毛を炉の中の炭火でサッと燃やすと、すぐになくなっちゃうんだよね。それがどれだけ簡単か、っていうのを示しているんだ。
だから、この言葉の意味は、物事をすごく簡単に、労力を使わずに処理することを言っているんだよ。つまり、何か難しそうなことでも、それが「鴻毛を炉炭の上で燃やす」くらい簡単にできるときに使う言葉なんだ。
例えば、学校で難しい問題が出てきたけど、ある友達がそれをあっという間に解いちゃったとき、その友達の能力をほめて「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」みたいだね!って言うことができるよ。
この表現の出所は、古い中国の歴史書「史記」から来ているんだよ。古い言葉だけど、今でも使われているんだね。それくらい、物事を簡単に処理するっていうのは、昔からすごいこととされているんだよ!
「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」の使い方
今回の任務は難しいの?
鴻毛を以て炉炭の上に燎くという感じよ。
じゃあささっと終わらせることができるね。
でも油断大敵よ。最後まで気を引き締めていこう。
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「鴻毛を以て炉炭の上に燎く」の例文
- 鴻毛を以て炉炭の上に燎くような仕事だと思っていたが、意外と手こずった。
- ともこちゃんの手にかかれば、鴻毛を以て炉炭の上に燎くようなものだ。
- こんなの余裕綽々。鴻毛を以て炉炭の上に燎くだから三分で仕上げます。
- 僕にとっては鴻毛を以て炉炭の上に燎くことだが、ともこちゃんにとっては厄介で時間がかかるだろう。
- 骨折らなくてすむ鴻毛を以て炉炭の上に燎く。こんなに簡単なら、もっと早く手を付ければよかった。