「孝経で親の頭を打つ」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
孝経で親の頭を打つ
【読み方】
こうきょうでおやのあたまをうつ
【意味】
発言と行動が一致しないこと。言行不一致のこと。
例えば、「健康にいいから運動しよう!」って言いながら、ずっとソファでダラダラしてるみたいな感じや。言うだけじゃあかん、行動もちゃんと合わせないとな!
【語源由来】
親孝行を説く「孝経」で親をたたく意から。
孔子が門人の曽参と孝道について行った問答を弟子が記録したものといわれる。
【出典】
「孝経」
【類義語】
・論語で親の面を打つ
「孝経で親の頭を打つ」の解説
「孝経で親の頭を打つ」っていう言葉は、自分の言ってることと、実際にやってることが全然違う、という意味だよ。
たとえば、友達に「勉強しなきゃ!」って言ってるのに、実際には全然勉強しないでゲームばかりしてる、っていうのと似てるよね。この言葉の中の「孝経」とは、親を大切にするとか、親孝行をするっていう教えのこと。だけど、そんな教えを持っていながら、実際には親の頭を叩くっていうのは、ちょっと変じゃない?っていう矛盾した行動を取っていることを表しているんだ。
つまり、言ってることとやってることが一致してないっていう、ちょっと変な状況を示す言葉なんだよね。
「孝経で親の頭を打つ」の使い方
「孝経で親の頭を打つ」の例文
- ダイエットするといいながらポテトチップスを食べるとは、孝経で親の頭を打つだな。
- 教師が孝経で親の頭を打つようでは、生徒に示しがつかない。
- 彼は、孝経で親の頭を打つ行動で周囲を振り回す。
- 言葉で「反省しています」といっても、反省していないふてぶてしい態度で孝経で親の頭を打つようだ。
- 彼女はいつも言っていることとやっていることにずれがあり、まさに孝経で親の頭を打つだ。
言葉では美しいことを語りながら、行動ではそれとは逆のことをしてしまう状態を示しているよ。