「巧者は余り有り拙者は足らず」の意味(出典)
【ことわざ】
巧者は余り有り拙者は足らず
【読み方】
こうしゃはあまりありせっしゃはたらず
【意味】
器用なものは金を儲け、不器用なものは損をして貧しくなる。そこから貧富の差は自然に生じるということ。
あれ?それって、うまくことをやる人は、なんやかんやでお金や報酬が増えるけど、下手くそな人は、結局損をしてしまうってことやな。
それで、なんであの人はあんなにお金持ちやのに、こっちはこんなにも困ってるんかって差ができるわけやな。うまいことをやると、報われるんやけど、下手をすると損をするってことを教えてくれてるんやね。
【出典】
「史記」
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「巧者は余り有り拙者は足らず」の解説
カンタン!解説
「巧者は余り有り拙者は足らず」っていうことわざは、上手な人はもうけるけど、下手な人は損をしちゃう、っていう意味だよ。
簡単に言えば、例えば、サッカーで上手な人はたくさんのゴールを取れるけど、下手な人はゴールを取るのが難しい、って感じ。仕事でも、上手にやれる人はたくさんのお金をもらったり、評価されたりするけど、上手くできない人はそうはいかないんだ。
このことわざは、うまくやれる能力がある人は良い結果が得られるけど、そうでない人は努力が必要だと教えてくれるんだよ。そして、それが貧富の差の一因になることもあるっていうことを示しているんだね。
「巧者は余り有り拙者は足らず」の使い方
貧富の差が無くならないね。
巧者は余り有り拙者は足らずというからしょうがないわよ。
しょうがないのか。ならば政府が平等になるような政策を打ち出してくれればいいのに。
しょうがないわよ。二世、三世のお坊ちゃまばかりで、この世に格差があることを知らないもの。
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「巧者は余り有り拙者は足らず」の例文
- 巧者は余り有り拙者は足らずというから、親ガチャではなくいかに器用に生きるかで、お金持ちになれるかどうか別れるということだ。
- 不器用な人間は世渡りが下手で、巧者は余り有り拙者は足らずとなる。
- 器用になれるよう努力しなければ、巧者は余り有り拙者は足らずとなり、格差は拡がるばかりだ。
- 巧者は余り有り拙者は足らずだから、巧みにならない限り貧しいままだ。
- 運ではなく、巧者は余り有り拙者は足らずなので努力で状況を変えることはできる。
これは、人々の間で自然に貧富の差が生じる原因を示しているんだ。