目次
「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」の意味(語源由来)
【ことわざ】
子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし
【読み方】
こをすてるやぶはあれどおやをすてるやぶなし
【意味】
親に孝行をするのが大切だということ。
「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」ということわざは、どんなに困窮した状況であっても、我が子を放棄する場面があるかもしれないが、親を放棄することは許されないという意味だよ。
親は子供にとってかけがえのない存在やもんね。子供を見捨てるような状況もあるかもしれへんけど、親を見捨てることは絶対にあきまへんっていうのが、このことわざの教えやな。
親には一生の感謝を忘れちゃいけませんね。
【語源・由来】
貧乏でどうにもならなくなり実の子を捨てることがあっても、親を捨てることはできないということ。
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「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」の解説
カンタン!解説
「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」っていうことわざは、どんなに大変な状況でも、親を見捨てることはできない、っていう意味だよ。
考えてみてね、昔の時代、とても貧しくて家族を養うのが大変な時、子供を他の場所に預けたり、一時的に違う場所で育ててもらうことはあったかもしれないけど、自分の親、つまり自分を生んでくれたり、育ててくれた人を見捨てることはできないんだ。
このことわざは、親には感謝の気持ちを持ち続け、一生懸命お世話をすることが大切だって教えてくれるんだよ。親がどんなに大変なことがあっても、我々はそのお世話をして、感謝の気持ちを忘れないようにしようってことを、このことわざは伝えてくれているんだね。
「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」の使い方
物価高騰で我が家は火の車だよ。
貧しい家庭が増えるわね。
子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なしっていうよね。僕は捨てられるんだろうか。
捨てられないように「将来お金持ちになって楽をさせてあげます。僕も親孝行します」って約束しないとね。
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「子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし」の例文
- 親孝行はできる時にできる限りのことをするべきだ。子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なしという。
- 親がいなければ自分はこの世に存在しないわけで、子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なし。親孝行はとても大切なことだ。
- 子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なしといわれるが、人として親孝行は必ずするべきことだ。
- 親不孝は人の道に外れる。子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なしだ。
- 何よりも親を大事にし、子を捨てる藪はあれど親を捨てる藪なしということを忘れない。