【ことわざ】
虎口を脱する
【読み方】
ここうをだっする
【意味】
虎に食われそうな場面から逃れるということで、非常に危ない場所や状態から逃れることのたとえ。
【出典】
「荘子」
【類義語】
・虎口を逃れる
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「虎口を脱する」の使い方
はあ、はあ。なんとか、・・・虎口を脱することができたようだ。はあー。
健太くん。どうしたのよ?何かあったの?
どこかの家から逃げだした犬に追いかけられたんだ。噛み付かれるかと思ったよ。
ええっ。大丈夫だったの?健太くんが食いしん坊で、ポケットにお菓子が入っていてよかったわね。
「虎口を脱する」の例文
- 彼の笑いは、やや、病的なものが感じられる笑いだったが、 危うく虎口を脱したのだから、それも当然だったかもしれない。
- 登山中の雷雨は怖い。でも、空も少し明るくなってきたから、もう虎口を脱したと見ていいだろう。
- いつも冷静なともこちゃんのいつにないはしゃぎようは、虎口を脱した安堵感がそうさせているのであろう。
- この国に来て、何度か命の危険を感じることがあったが、側で守ってくれる彼らのおかげで、虎口を脱することができている。
- 夢中で逃げ去ってきたが、もう誰も追ってこない、虎口を脱することができたのだろうか。
- 健太くんが私の体を突き飛ばしてくれたおかげで、私の体から暴漢の持つ凶器はそれ、反撃することができ、虎口を脱した。