「去年の暦」の意味(語源由来)
【ことわざ】
去年の暦
【読み方】
こぞのこよみ
【意味】
時期が過ぎて役に立たないこと。
なるほどな。要するに、「もう古くて使えへんもん」ってことやな。
例えば、古い情報や、もう関係ない話を持ち出しても、今の状況には役立たへんってことを教えてくれるわけやね。
【語源・由来】
去年の暦は今年は役に立たない意から。
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「去年の暦」の解説
カンタン!解説
「去年の暦」っていう言葉はね、もう役に立たないもの、使えないものの例として使われるんだよ。
考えてみると、今年の日付や予定を書き込むために使うのは今年のカレンダーだよね。去年のカレンダーって、今年使うことができないから、それを使っても何の役にも立たないんだ。だから、何かがもう役に立たないこと、もういらないものを指して「去年の暦」という表現を使うんだよ。
「去年の暦」の使い方
あーっ。こんな所にあった。
何があったの?
文化祭の議事録が引き出しの奥から出て来たよ。
いまさら見つかっても去年の暦よ。文化祭は三か月前に終わっているわ。
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「去年の暦」の例文
- 熱が下がってから氷枕を買ってきてくれても去年の暦だな。まあ、また発熱したら使うけど。
- 試験が終わってから参考書を開いても去年の暦だぞ。
- 今その苗を用意しても去年の暦だね。植付けの時期は過ぎたから大きくならないんじゃないかな。
- あたたかくなりコートは去年の暦だから、クリーニングに出す。
- 先週欲しかったなあ。今のタイミングだと去年の暦だわ。
去年の暦はもう日々の生活には使えないので、そういう意味で言われるんだ。