「薬にしたくも無い」の意味(語源由来)
【ことわざ】
薬にしたくも無い
「薬にしたくても無い」「薬にしようと言っても無い」ともいう。
【読み方】
くすりにしたくもない
【意味】
ほとんどないこと。全くないこと。
あ、わかったわかった!つまり、「本当にないぞ」って感じやな。例えば、探しても探しても見つからへんくらい全くないってことを言いたい時に使うんやな。
たとえば、「この部屋にお菓子、薬にしたくも無い」っていう感じで、本当にお菓子がないって強調するときに使えるんやね。
【語源・由来】
少量を服用する薬が少量ですら無いということ。
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「薬にしたくも無い」の解説
カンタン!解説
「薬にしたくも無い」という表現は、物や事が非常に少ない、または全く無いことを指す言葉だよ。
昔の人々は、様々な草や植物を使って薬を作ったんだ。この言葉は、薬を作るための材料として使うほどの量もない、という意味で使われてきたんだ。つまり、とても少ないとか、ほとんどない、といった意味合いで使われるのさ。
例えば、「その辺では、この花は薬にしたくも無いほど見かけないよ」といった風に使うことができるね。
「薬にしたくも無い」の使い方
政治家には国民を思いやる心が薬にしたくも無い。
露ほどもないね。
選挙で再選することしか考えていない。
国民のことを考えないと税収が増えないし、治安が悪化するし、出生数が減っていくのにね。
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「薬にしたくも無い」の例文
- 健太くんには思いやりの心というものが、薬にしたくも無い。
- 上司に罵倒され、やる気が薬にしたくも無い。
- 彼は自分さえよければそれでいい。お年寄りに席を譲ろうという気持ちは薬にしたくも無い。
- 毒親に育てられたので、親への感謝は薬にしたくも無い。
- こんな会社に対する未練は薬にしたくも無い。毛頭ない。
「薬にしたくも無い」の文学作品などの用例
しかし僕の架上の書籍は集まつた書籍である証拠に、頗る糅然紛然としている。脈絡などと云うものは薬にしたくもない。(芥川龍之介の蒐書より)
つまり、どんなに必要としても存在しないということを強調している言葉なんだ。