「窪い所に水溜まる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
窪い所に水溜まる
くぼいところにみずたまる
【意味】
条件が備わっているところには、自然に人や物が集まるということ。
でも、ちょっと切ない部分もあるよな。身分や立場が低い人のところには、色んな困ったことやトラブルが寄ってくるっていうのは、現実にもよくあることやもんな。
【語源・由来】
くぼみには水が自然にたまる意から。
【類義語】
・窪い所に芥
「窪い所に水溜まる」の解説
「窪い所に水溜まる」っていう言葉、実際に考えてみるとすごく分かりやすいんだよね。
外で雨が降った後、地面がくぼんでるところって水たまりができやすいよね。この自然の現象を使って、人や事柄に関する普遍的なことを言っているんだ。
このことわざは、もともとの意味である「集まるべきところに自然とものが集まる」の意味だけじゃなくて、ちょっとネガティブな意味も持っているんだ。具体的には、地位や立場が低い人たちのところには、いろんな困難やトラブルがやってくる、っていう意味もあるんだよ。
このことわざを使うと、人の立場や状況に応じて、どんなことが起こりやすいかをうまく表現できるよ。だから、人の状況や運命について語るときなどに使われることが多いんだね。
「窪い所に水溜まる」の使い方
「窪い所に水溜まる」の例文
- 新宿には危険な場所があるが窪い所に水溜まるという。悪い人が集まりやすい条件が備わっているのだろう。
- 学生が学びたくなるような環境を整えれば、少子化でも窪い所に水溜まるように生徒が集まる。
- 魅力ある街にして、窪い所に水溜まるごとく若者を呼び込み過疎化に対抗する。
- 窪い所に水溜まるようにあそこは犯罪者の吹き溜まりになっている。
- 都会にはチャンスが多いので窪い所に水溜まるみたいに人が集まる。