「流れを汲みて源を知る」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
流れを汲みて源を知る
【読み方】
ながれをくみてみなもとをしる
【意味】
言動を見て、その人の性格や気持ちを推察すること。末を見てその本を知ること。
「流れを汲みて源を知る」ということわざは、川の流れをたどればその源を知ることができるように、物事の結果や現象を見ることで、その原因や背景を推し量ることができる、という意味だよ。
ああ、なるほど。つまり、ちょっとしたことからでも、その背景や原因が見えてくるってことやな。
人の言動一つを見て、その人の性格や考え方を推し量ることもできるんやな。言うて、人はどんなに隠そうとしても、本音や本性は行動や言葉に出てしまうもんや。このことわざは、そんな深い意味を持ってるんやな。
「魔訶止観」
【語源由来】
流れている水を汲んで、その水源のようすを推察することから。
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「流れを汲みて源を知る」の解説
カンタン!解説
「流れを汲みて源を知る」っていうことわざは、物事や人の行動の結果を見ることで、その原因や背景、もともとの性質や考え方を推測する、っていう意味だよ。
考えてみてね、川の水を一杯取ってみれば、その水がどんな場所から来ているのか、どんな特徴があるのかを少し推測できるよね。それと同じで、人の行動や言葉を見れば、その人の性格や気持ち、考え方がちょっとわかるってこと。
例えば、友達の行動や言葉を通して、その友達がどんなことを考えているのか、どんな気持ちでいるのかを感じ取ることができるよね。それが「流れを汲みて源を知る」っていうことわざの意味なんだ。物事の結果から、その背景や原因を知ろうとする考え方を伝えてくれているよ。
「流れを汲みて源を知る」の使い方
健太くん。流れを汲みて源を知る天才よね。
もてる男は気持ちを察することができないとね。
それでもてるの?
もう少し顔面偏差値が高かったらやばかっただろうね。
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「流れを汲みて源を知る」の例文
- 二言三言交わせば、流れを汲みて源を知るように為人が分かる。
- 面接時、嘘をついてもわかる。面接官は、流れを汲みて源を知るんだ。
- どう取り繕っても言動を見れば、流れを汲みて源を知る。
- 流れを汲みて源を知るように、生徒を一人でも見ればその学校の校風や雰囲気がわかるものだ。
- あの司会者は、流れを汲みて源を知るから、ゲストは安心して話すことができる。