「泣く子は育つ」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
泣く子は育つ
【読み方】
なくこはそだつ
【意味】
生まれたばかりの赤ちゃんが、力の限り声を張り上げて泣くことは元気の証であるため、健康で健やかに育つという意味。
泣き声は大事なサインやから、ちゃんと聞いてあげんとあかんな。赤ちゃんが元気に泣いてるのを聞くと、成長してるんやなって安心するわ。
【語源・由来】
赤ちゃんが泣くという行動を起こすことにより、エネルギーを消費するためお腹が空く。満腹になると次は眠気が襲い、泣いた疲れも重なってよく眠る。そのサイクルから転じてきている。
【類義語】
・赤子の泣くのは親孝行
・赤子は泣き泣き育つ
・泣く子は食い勝つ
・泣く子は利口
・寝る子は息災
・寝る子は育つ
・寝る子は太る
【英語訳】
・The child who cries grows up in good health.
●The child who cries grows up in good health.
child ➡ 子ども
who ➡ 関係代名詞
cries ➡ (cryの三人称単数現在形)泣き叫び
grows up ➡ 成長する
in good health ➡ 健康で
直訳すると、「泣く子は健康に育つ」になる。
「泣く子は育つ」の解説
「泣く子は育つ」ということわざはね、赤ちゃんや小さな子どもがよく泣くことは、元気があって健康な証拠だっていう意味なんだよ。泣くことで、その子が元気に成長しているっていうことが分かるんだ。
たとえばね、赤ちゃんがたくさん泣くと、親は心配になるかもしれないけど、その泣き声が赤ちゃんの健康な声だってことを示しているんだよ。泣くことで、体に力があるし、ちゃんと感情を表現できているってことだね。
そして、「寝る子は育つ」ということわざもあって、これはね、子どもがたくさん寝ることも、健康で成長している証拠だっていう意味なんだ。寝ることで、体が休まって、成長に必要なエネルギーをためることができるからね。
だから、「泣く子は育つ」も「寝る子は育つ」も、どちらも子どもの成長と健康を示す大切なサインなんだよ。泣いたり寝たりすることは、子どもが元気に育っているってことを教えてくれるんだね。
「泣く子は育つ」の使い方
「泣く子は育つ」の例文
- 近所から赤ん坊の泣き声がしてきた。泣く子は育つというように、あの子はよく育つだろう。
- 泣く子は育つというが、あの母親はちゃんとご飯を食べさせているのだろうか?話に夢中になっていて、ほっとらかしである。
- 母から、あんたはよく泣いてよく食べてよく寝たからこんなに大きく成長したんだねと言われ、泣く子は育つということわざは本当なんだと理解した。
- 泣く子は育つというように、うちの子もよく泣いたからか健やかに成長している。