【ことわざ】
生兵法は大怪我のもと
【読み方】
なまびょうほうはおおけがのもと
×なまへいほうはおおけがのもと
【意味】
十分に身に付いていない知識や技術、少しばかりの知識や技術に頼ると、逆に大きな失敗をするという意味です。
【語源・由来】
清水物語(きよみずものがたり)の中の言葉が由来です。
中途半端な知識や技術に頼ると大失敗をしますよ、という戒めですね。
「生」は「未熟」「不十分」の意味。
「生兵法」は「未熟(不十分)な兵法」の意味。
「もと」は漢字にすると「元」「基」「本」と書きます。
「生兵法」は「未熟(不十分)な兵法」の意味。
「もと」は漢字にすると「元」「基」「本」と書きます。
【類義語】
・生兵法は怪我のもと
・生禅大疵のもと(なまぜんおおきずのもと)
・生兵法大疵のもと
・生悟り堀に落ちる
・生兵法は知らぬに劣る
・生物知り地獄に落ちる
【英語】
・A little learning is a dangerous thing.
・Crude tactics are the source of grave injury.
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「生兵法は大怪我のもと」の使い方
う~ん、この機能、使い方が良く解らないわ。
パソコンなら僕に任せてよ。これでも結構詳しいんだ。何々これはね…これは…これは…う~んと…あれ、パソコンフリーズしちゃった!
噓でしょー!健太君、パソコン詳しいんじゃなかったの?もう!
ゴメン~、生兵法は大怪我のもとだね…。
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「生兵法は大怪我のもと」の例文
- その程度の腕前で師匠に挑戦するなんて止めておきなよ、生兵法は大怪我のもとだよ。
- 生兵法は大怪我のもとって言うだろ。素人が知ったかぶって手を出すと、とんでもなく大変な事になるだけだ。
- 現代のネット社会では簡単に情報が手に入るため、ちょっと聞きかじった情報を安易に披露してしまい、結果として嘘つき呼ばわりされてしまう。これは正に生兵法は大怪我のもとと言わざるを得ない。
- ちょっとばかり投資の本を読んだだけで自称投資家を気取ると、生兵法は大怪我のもとで、大きな損失を出してしまうだろう。