「逃ぐるが一の手」の意味(類義語)
【ことわざ】
逃ぐるが一の手
「逃ぐるが奥の手」ともいう。
【読み方】
にぐるがいちのて
【意味】
困難に直面したときは逃げて保身をはかるのが得策だということ。面倒なことは避けるのがいちばんよいということ。
ほー、そんなことわざもあるんやね。だいたいケンカとかでも、いくら自分が強くても、ピンチになったら逃げるが勝ちってやつやな。
要は、無理して突っ張って事を悪化させるより、さっさと足を洗って、安全を選ぶ方がええってことやろ? トラブルごとに首突っ込むよりは、避けて通った方がええ場合もあるってこっちゃ。
【類義語】
・逃げるが勝ち
・三十六計逃げるに如かず
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「逃ぐるが一の手」の解説
カンタン!解説
「逃ぐるが一の手」というのはね、すごくシンプルな言葉で、「逃げることが一番の方法だよ」という意味なんだ。
例えば、もし学校で大きな犬が怖くて吠えてるところに出くわしたら、近づいて戦おうとするよりも、安全な場所に逃げるのが一番いい選択だよね。それと同じで、もしとっても困ったことや、自分にとって危ないことが起きたら、そこから離れることが、自分を守る一番いい方法なんだ。
それに、この言葉はもう一つの意味もあって、「面倒なことからは離れたほうがいいよ」とも教えてくれるんだ。たとえば、もし友だち同士でケンカが起きていても、その中に入ると自分までトラブルになっちゃうことがあるから、そういう時は避けて、自分は平和を保つのが賢い選択なんだよ。
「逃ぐるが一の手」の使い方
学校に行きたくないな。
何かあったの?
う、うん。
逃ぐるが一の手というし、学校に行くことが最善というわけでもないわ。休むのも得策よね。
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「逃ぐるが一の手」の例文
- 真っ向勝負が勇敢なわけではない。場合によっては、逃ぐるが一の手というように逃げるが勝ちだったりする。
- 死んだら元も子もないから、危険な時は逃ぐるが一の手だ。
- 逃げるが恥だが役に立つというし、逃ぐるが一の手だから、僕は迷わず逃げる。
- 困った時は焦って冷静に考えられなくなるから、逃ぐるが一の手のごとく身の安全を確保してから冷静に対処する。
- 人生のらりくらりと面倒事を避けて生きるのが一番。逃ぐるが一の手だ。
さらに広い意味では、厄介な問題は避けることが、しばしば一番良い解決策になることを示しているんだ。