【ことわざ】
人間の皮を被る
【読み方】
にんげんのかわをかぶる
【意味】
姿、形は人間のようであるが、心は獣のようであるという意味で、思いやりがなく恩や恥を知らない人のたとえ。
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「人間の皮を被る」の使い方

健太くん。あの人格好いいと思わない?いいなあ。一緒に川辺を歩いてみたいなあ。

ええっ。よりにもよって彼なの?彼は、涼しげな顔をしているけれども、人間の皮を被っているような男なんだよ。

えっ。どういうこと?

小さいころ、よく僕がおねしょをしていたことを今でもからかうんだ。特に女の子の前で!とても非情な人間だよ。
「人間の皮を被る」の例文
- 彼ならばやりかねない、彼は人間の皮を被っているような、人情の欠片もない人なんだから。
- あんなかわいい犬に餌を目の前にして、いつまでも「待て」をさせておくなんて、君は人間の皮を被っているようだな。
- 人間の皮を被っているのでなければ、誰でも木の上で困って鳴いている猫を放っては置けないでしょう。
- クラスメイトの靴を隠すなんて、君は人間の皮を被っているかのようだ。
- 宿題が終わらなくて困っている僕を見捨てるなんて、ともこちゃんはきっと人間の皮を被っているんだ。